1年ほどで離婚をしたある女性が、「一緒に住んでみてはじめてわかることもあるんですよ。」と言っていた。当たり前である。結婚生活をするまで、この女性は本当にそのことがわからなかったとしたら、日常生活や思考パターンを改めたほうがよい。
 付き合っている時は、最大限に無理をして、嫌われないようにしたり、相手が喜ぶようにしたりしている時期である。結婚後、それ以上は当然ありえないだろうし、同等も難しいであろう(2人とも物事の真理を理解し、道徳や至誠の心が育っている者同士か、あるいは本当に愛し合っていた者同士である4割位を除く)。
 ヨーロッパのほうでは、同棲をしてから結婚するというカップルも少なくないし、それに対する周囲の変な目もない。日本は、以前よりはよくなってきたと思うが、やはり結婚前の同棲となると、周囲のほとんどはいやらしい目で見る。中国の個々人は、文化的・精神的にかなり低く野蛮であると言う人がいるが、人のことは言えない。日本もヨーロッパに比べると内面ではまだまだ足元にも及ばないのである。数千年の歴史の違いだろう。「同棲なんてはずかしい。」、「純潔を大切にしなさい。」などと言ったことを聞いていると、先の大戦のように明日にでも日本が鉄砲を持ってどこかの国に攻めていくのではないかとさえ思えてくる。
 本質や真理を知り、それを認識して行動することが大切である。民主的でない野蛮な時代から言われ続けてきたことが正しいとは限らない。