亀田が、2-1の判定で世界チャンピョンになった。その判定に世間の一般市民が文句をつけている。しかし、これは決まりやルールに沿った判定なのである。感情論や個人的な思いが介入するような問題ではない。もしその判定に不審な点があるならば、抗議の仕方のルールにのっとって、対戦相手がすればいいことである。世間やマスコミは、その抗議する権限すらないのである。それなのに、自分は絶対の権限を持った神のごとく振舞うことは、恥ずべき行為である。
 ある弁護士も述べていたが、裁判でさえ裁判官によって判断が異なり、最高裁で判決が覆ることが多々ある。そのような正確性を欠くような裁判でさえ、やらざるをえないのである。裁判官に任せ、それに従うというルールを作り、それに従うことが社会的便宜上ベストなのである。最高裁の判断や、ボクシングの判定を認めずに判断に文句をつけることは、世の中の秩序を保つことを破壊しようとする行為になる。
 テレビで亀田選手のほうが弱かったと思った人は、「俺はぜったい亀田が負けだと思う。」と叫んでいればいいのである。このせりふのあとに、「判定はおかしい」とつけたり、どこかに何かを要求したりするようなことを言ったりすることは、間違いである。
 ちなみに私は、亀田選手は、負けたと思った。それだけである。