今回の北朝鮮ミサイル発射問題で、常任理事国になっていれば(拒否権を利用して)何でもでき、なっていなければ何も来ないことがわかった。体制や考えの違うアメリカ・ヨーロッパ対中国・ロシアの両者が常任理事国になっている以上、どちらも全く関わりがない第三者の問題以外、合意はない。
 フセインの時にアメリカがそうしたように、いくつかの国を誘って独自に強行するしかないのだろう。しかし日本には、そのような勇気や軍事力はない。
 常任理事国になるか(拒否権を持つか)、独自で戦える軍事力を持つか、どちらかにならないと日本は永遠に指導力のない、たいこもちで終わってしまう。拒否権のない国がいくら何を言っても、それぞれの国は(正当性や正義ではなく)自国の利害で判断するので、何もならないのである。
 1番よかった結果は次のようなものであろう。ミサイル発射後2,3日のうちに決議案を提出し、中国が拒否し、中国の立場を世界に明らかにさせ、決議案は否決される。北朝鮮は核開発を続けミサイルの発射実験も続ける。国連に関係なく、世界のほとんどの国々が協調して経済制裁を加える、という流れにすることであった。
 中国の国益のために、全世界が砕けた最悪の結果だった。日本の力のなさを世界にあらためて示して終わっただけの騒ぎであった。このままでは、日本は二度と立ち上がることもないだろう。
 今後、根本的(常任理事国、アメリカとの関係-自立ということ。自立していないから何もできないし世界の信頼もない。-などいろいろある)にどうするかということも、日本は真剣に考えたり行動したりせずにこのまま適当に進んでいくのであろう。自分の国が嫌いになってしまう。