日本が、少子高齢化世界一となったらしい。こうなる前に対策が必要だった。20年先、30年先の日本の労働力は極端に低下し、年金や保険制度は崩壊する。老後の生活は不安定になり、自殺者も増えるだろう。このままでは、日本という国が破綻する。星新一氏のSF物語に、高齢者が増え医学の進歩により寿命も延びた国の老人達が、あるビルの中に列を成して次々と入っていくのであるが、そのビルは楽に死ぬことが出来るビルだったという話があった。単なるSFではなく、現実味を帯びてきた。
この重要な時期に、少子高齢化担当大臣が猪口氏になっている。今日の記者会見で、「万全の努力を引き続き傾聴し…」と必死になって覚えてきたことを話していた。小泉氏は、組閣の目玉を作りたいから、短期的には差しさわりのないこのポストに猪口氏を任命したのだろうが、本当にこの人に将来の日本を任せていいのだろうか。この人に、願いや理想像、専門の知識や経験、発想力や指導力、他国の調査や分析能力等、どれをとってもあるとは思えないし、本人もそのことを自覚しているように感じる(必死さや困るしぐさから)。猪口氏は、政治家ならば将来の日本を憂い、短期的に修復できないような重要事項に関わるポストは辞退してほしかった。この人事は、将来の日本を決める分岐点となったかもしれない。
この重要な時期に、少子高齢化担当大臣が猪口氏になっている。今日の記者会見で、「万全の努力を引き続き傾聴し…」と必死になって覚えてきたことを話していた。小泉氏は、組閣の目玉を作りたいから、短期的には差しさわりのないこのポストに猪口氏を任命したのだろうが、本当にこの人に将来の日本を任せていいのだろうか。この人に、願いや理想像、専門の知識や経験、発想力や指導力、他国の調査や分析能力等、どれをとってもあるとは思えないし、本人もそのことを自覚しているように感じる(必死さや困るしぐさから)。猪口氏は、政治家ならば将来の日本を憂い、短期的に修復できないような重要事項に関わるポストは辞退してほしかった。この人事は、将来の日本を決める分岐点となったかもしれない。