ある1本道をしばらく行った所に小さな村があるとする。その村の中の手前のほうに郵便局があるということを言う時、一般的には、「村の手前のほうに郵便局がある。」ということが多い。しかし、この表現では、郵便局は村の外の手前(?)にあるとも受け取ることができる。普通の会話で、村の「中」の手前に…などと言ったりはしない。どのように言えばよいのだろう。
 セールスマンに、「この書類に書いてくれますか。」と言われた時、「いいです。」ということがあるだろう。これは、良い時にも、遠慮する(断る)時にも使われる。なぜ「いいです」に、断りの意味を持たせるようになったのだろう。
「白い服と短パンをお召しになった子どもが迷子になっています。」などとデパートなどでアナウンスされることもあるだろう。上は白い服とわかるが、短パンは白いのだろうか。「白い」は「ズボン」の修飾語にもなっているのだろうか。白い短パンをはいているときでも、表現できないような模様の短パンをはいている時でも、同じように言うだろう。「おいしいまんじゅうとケーキがある。」という時、おいしいまんじゅうと普通のケーキがあるのだろうか。それともケーキもおいしいのだろうか。