集会や発表会で、テレビで流行っている「フォー」とか「ざんね~ん」というのを子どもにやらせて、笑わせているのをよく目にする。教師の意図は、「みんなで楽しく」ということなのであろう。
 しかし、わたしはこのような流行ギャグや俗っぽい下品な「楽しみ」を学校で行うことに反対である。そんなのは、本当の楽しみではないとも思うし、テレビの影響や流行りのお笑いなどが、入ってこない場所が、日本のどこかにあってもいいと思う。学校での笑いは、理想の人間を目指して教育する場という観点からも、思いやりや温かみがあり、心がつながる笑いであってほしい。