ドラマ、『女王の教室』を見ての感想が載っていた。
「今どきの小学校の先生って、子どもや親の顔色をうかがい過ぎます。ご機嫌取ったり、評判気にしたり、かと思えば、事なかれ主義で済ませたり……。だから、つけ上がるんです、子も親も。やり過ぎかなとも思うところもあるけれど、何でも完璧(かんぺき)にこなし、自分のスタイルを崩さない阿久津先生は今の時代に必要」
「今の小学生は、ませてて半大人状態。あのぐらいの先生で案外、ちょうどいいと思う。ああいう担任ならシビレル~~~」
「母の立場として、今の子どもに足りないものをたくさん教えられ、「同感、ウンウン」とうなずきつつも、反省しながら見ています。この先生に立ち向かう力を、知恵を、つけてほしい」
「悪いことをしたりすると体罰を行い、善悪を教えてくれた昭和20年代の先生を思い出します。先生役の天海は、体罰を与える時も無表情で冷酷に見えますが、子どもたちは、無表情の中に隠された愛情を受け入れるため知恵を絞ると思います」
 集団の中で、わが子がどうなっているのかまったくわからない(理解したがらない)「親バカ」が増えた今、まだ捨てたものではないと思わせる意見を目にすることができた。とても励みになったが、すべて40代~60代の年配者の意見だったのが残念!