私は、ドラマ「女王の教室」はコメディと思って見ていたが、全国の親達が真剣に興味を持ち、反響を呼んでいる。子どもと一緒に見ながら、子どもの学校での話などを聞いてあげているとのことである。しかし、子どもはやはり子どもであり、大人とは違う。おこられるのがとてもいやだし、自分中心である。先のことを考えられず、その場の思いつきでうそやごまかしを言い、後で困っている。これは、子どもが悪いということではなく、まだ発達の途中なのである。
 やり方はいろいろあるだろうが、どの教師も本当に子どものことを考えているし、経験によっていろいろなことも学んできている。子どもが、家庭で教師の悪口を言ったとしても、親は教師を信頼し、子どもを注意したり違う視点を与えてあげたりするなど全面的に協力してほしいものである。それが学校での指導効果を上げることにつながり、教師も子どもを成長させることができるのである。