夏の高校野球が始まった。負けたチームの選手達は泣いている。それを見ると、この人たちはどのくらい真剣に練習してきたのだろうかと思う。これ以上練習はできないというくらい、最大限にがんばってきた人は、負けた時に、これ以上はできないから仕方がないと、さっぱりしたさわやかな気持ちになるような感じがする。10点以上の差がついて負けたチームが大泣きしたり、実力が出せずに負けた全日本女子バレーチームががっかりしている(実力が出せる出せないも実力の1つ。)のを見ていると、もっといい練習方法を命がけで調べたり考えたりしたのだろうか、血を吐くまで練習(セルフコントロールなどの精神面も含め)し、自分なりに完璧をきしてやってきたのだろうかと感じる。遊びや趣味でやっているなら(真剣でないなら)、まじめに泣かないでほしい。およその結果は自分でも予想できていたはずである。