亀井氏の選挙区の田舎に住んでいる支持者は、「亀井さんは田舎や山の郵便局を残そうと地元のためにがんばってくれているから支持をする。」と話している。この人たちは、自分達さえよければ、国のことや将来の人たちのことなど、どうでもいいと考えているんだろうなあと思いながらテレビを見ていた。当然といえば当然である。自分達さえよければいいという気持ちは、だれしも心の底にあるのかもしれない。しかし、その気持ちをそのまま実行に移すか、よく考えて総合的に判断するかは人によって異なる。
 政治家は、自分の当選のために出身地のことまでやろうとするから、陰のつながり(癒着やしがらみ)が出てきたり、国の仕事に矛盾が生じたりしてくる。県のことには知事(県)が責任を持ち、政治家は国のことだけに専念する決まりや仕組みを作ってほしい。