綿貫氏がテレビで「今まで仲良くやってきた人を刺し殺すようなことをするなんて、小泉さんは突然変異だ」と話していた。
 綿貫氏に言いたいこと。①仲良しグループ作りはやめてほしい。②対立候補が出ることを「刺し殺す」と表現するのは、民主主義を否定することである。このように言うと、反対勢力は、小泉さんのほうが民主的でないと言うだろうが、小泉さんのやっていることは、法や規則に従った公正で民主的なやり方である。選挙で負けることを「刺し殺される」というのならば、学校でも絶えず殺人が起きている。③人のことを、「突然変異」などということは、限度を超えた表現であった。
 綿貫氏は衆議院議長をやり年もとっているので人格者かと思っていたので、がっかりした。国民の代表である議員のさらに代表、つまり日本国民の1番の代表が、この程度だったことに、国民として惨めに感じる。勝負は決まったであろう。
 しかし、日本には綿貫氏のような考えの人が実は多いのではないかと最近感じることもある。特徴のないどうでもいいような政治家が多い中、金融やIT産業に突出して詳しいホリエモンのような人が政治家の中に必要だと私は思うが、日本人の中には嫌いという人が結構いる。ホリエモンのやり方が浪花節ではなく、日本の多くの高齢者から反感をかうのだろう。勝負はまだわからないかもしれない。
 今回の選挙は、日本がどのくらい成熟した国なのか、本当のことがわかる選挙でもある。
「真理はいつも少数から始まる。」「反対なければ進歩なし。」