寂しくないかな
大丈夫かな
心配
フライト当日は早朝にホテルから自宅へ行き、いの一番に2匹の猫に鎮静剤を飲ませました。我が家の猫は2匹ともものすごく臆病で、病院に行くたびパンティングを起こしてしまいます。特に心臓が悪い子は負担に耐えられないかもしれないので、鎮静剤は必須です。
猫達が少しまどろんできた頃、約束より30分以上前にハウスクリーニングの一団5人がやってきてしまいました。
総務のリナちゃんに「お掃除は予定時間通りに開始して欲しい。まだ鎮静剤が効いてないので、猫をキャリーには入れられないから」とお願いしましたが、気付くとベランダもドアも窓も全開にして掃除を始めてる!
猫がいないっ!
鎮静剤の効果が出るまで隔離しておいた部屋も「開けないで下さい」ってA4の張り紙をしてたのに全開。掃除のおばさんに聞くと「今、猫が走って逃げて行ったよ〜」と呑気ボイス。
なんですって⁈
私の大絶叫をよそに、みんな思い思いに掃除を続けています。もちろん人により程度の差はありますが、台湾人は基本、人の目は気にしません。他人に無関心で遠慮がない、と映ることがよくあり。
自分軸は大事
大事だけどさ…。
結局、おばさんの猫脱走証言はガセで、実際はリビングの窓辺でカーテンにくるまって隠れていました。
はー良かった
迎えの車に乗り込み、高速へ入った途端に大渋滞。道路に落下物があり一車線しか使えないそう。大きく舌打ちをするドライバーのおじさんの、いまだかつて見たことのない激しい煽り、絶え間ないパッシングとクラクション、縦横無尽な車線変更、寿命が3年縮みました。でもそのお陰か、高速と一般道を出たり入ったりしながら、なんとかオンタイムで空港に着きました。
台湾では、事前に書類を整えれば、空港内で生体の検疫検査は必要ありません。チェックインカウンターで書類を確認し、猫達はチェックイン荷物と一緒にベルトコンベアに乗り、流れて行きました。最後に少しだけ、下半身が不自由な方の子と目が合いました。不安でどんぐりまなこでした。
心の中で叫びます
加油(ジャーヨウ)!
頑張れっ!
カスタムを終え、台湾とはなんのゆかりもないヌテラクッキーをお土産に買いました。(台湾のお菓子は毎度友達に不評なので…。)
喉がカラカラで、一瞬ラウンジに寄りコーラを一気飲みしてむせまくり、ついでに台湾名物の牛肉麺を食べました。
台湾で食べる最後の牛肉麺。おいしい!
日本には予定時刻通りに着きました。帰国して一番最初に感じたことは、寒いとか清潔とかお味噌汁の匂いではありません。
日本のトイレットペーパーは
お尻に優しい
その後、空港から予約したバンに乗りました。ドライバーさんはチェン君、29歳、独身、中国の安徽(アンキ)省出身。一人っ子政策の時代に生まれたので、兄弟はなく、大事にされてきたボンボンな感じ。
海が見えると「ツリハスキデスカ?」と聞いてきました。「あんまりしないかな。チェン君は?」と聞くと、秒で「キョーミナイデス」と即答。
ならなぜ聞く?
話が広がらない
けど、なんか笑える
「ニホンハタベモノオイシデス」「チェン君は何が一番好き?」「アマリクチニアワナイ。ジブンデチュウカリョウリツクル」
再爆笑
ならなぜこの話題をふる?
「ボクノユメハ、ニホンジンノオクサント、キュウシュウニ、スムコトデス」と言うので「あれ?台湾統一じゃないの?」と冗談を言ったら「ソレ、イッチャダメデス!ホンキノヤツダカラ!習サンニシカラレマス!」と。全員大爆笑でした。
さらに、「一人息子だからご両親は心配してるんじゃない?」と言うと、「シンパイシテル。ニホンジンハ大日本帝国万歳ダカラ」などと、ブラックジョーク返し。「おいおい、それも言っちゃダメなヤツだよ〜」とツッコミを入れ「ソウデシタ〜」と笑いの渦。
戦争を知らない世代
無邪気
(私もだけど)
夜、ライトアップされた川沿いの桜並木が、目を見張るくらいキレイだった!
日本に帰って来たんだ
幸せをしみじみ噛みしめる私
チェン君が「写真撮りますか?」と聞いてくれましたが、彼を早く仕事から解放してあげたかったので車を停めませんでした。「チェン君は桜好き?」と聞くと「キョーミナイデス」だって。
忖度ゼロ
けど、正直でよろしい!
