3.11


私は大学生でした




部活で膝を怪我したので、
地元の仙台市の病院で

手術して
退院した1週間後






その日は
お母さんの仕事が午前中で
終わったので

一緒に祖母の老人ホームに
行くことになりました。


その途中
コンビニでデザートを買って


車で食べている時





東日本大震災が起きました





私がいたところは
震度6強の揺れでした




コンビニの看板が今にも
折れそうなくらい

ぐらんぐらん揺れて


灰皿が倒れて


お店の電気が切れて
商品が倒れて





大きな揺れに驚きました








でも、本当に驚いたのは
その後






電気がつかない真っ暗な夜
ラジオから耳を疑う
被害状況


次の日の新聞に映った
この世のものとは思えない
東北の風景



2、3日の間東北を離れようと
する人で道路はずっと渋滞
していたけど

そのあとはそこら辺に
車がたくさん乗り捨ててありました



すっぴんのお母さんたちが
ジャージ姿で
水を汲みにいったり
開くと噂されたスーパーに
並んだり

やたら逞しく見えた記憶が
あります






私がいるところは内陸
だったので津波被害はなく



親戚や友人に亡くなった方は
幸いにもいませんでした






姉が海の近くの亘理という
ところで働いていたので

あと15分逃げるのが遅かったら
津波にのまれていたとのことでした



しばらく孤立していた為

避難生活は
過酷だったと聞いています


みんな憔悴しきっていて

ピリピリした空気
お腹を空かせた子どもたち










被災者の方は
怖い想いをして
流された自宅を見て
大事な人を亡くして


どれだけ辛かったんだろう…















たくさんの人が
悲しい想いをした

3月11日



わたしに出来ることは
あまりないかもしれないけど


ずっとこの日のことを
忘れずに

震災を知らない子どもたちに
伝えたいと思います

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tuki