ご飯も食べれるようになり、ベットに座っていられる時間も長くなった。


点滴と飲み物のせいで、相変わらず毎日トイレが近い。


夜中も2、3回トイレに行く。


経過をみるために、ちょこちょこ血液検査をおこなう。


貧血の数値がでたようで、鉄剤を飲みはじめた。


すこしずつだが、同室のママさんとお話をすることができた。


ひとみしりの私にとっては、とても有難いことだった。


同じ部屋のママさんは、皆さんウテメリンを点滴にて投与中。


今まで、妊婦さんむけの本を色々みていたがあくまで元気な方むけの内容だなとしみじみ感じた。


私同様シャワー禁止、売店禁止の方や、手術を受けた方…


マタニティヨガやら、散歩やらそんな次元じゃない。


パパさん達も、仕事と家のこと、ママさんのお見舞いなど頑張っている。


お産までの三ヶ月間、ウテメリンを投与しながら入院しているママさんもいる。


本ではわからない、母親父親の強さを皆さんから感じた。


誰かが口にした訳じゃないが、なんとなくわかった。


もう一つ、私自身が感じたこと。


子供は強い。


一概には言えないが、母体が弱っていたり、高熱を出したりしても、そう簡単に元気がなくなったりはしない。


子供自体の鼓動はしっかりしていた。


立派に生きていた。


逆を言えば、子供がいくら元気でも母親の私が元気でいなければ巻き込んでしまう可能性があるということ。


入院中、お腹が痛かったり、ハリが頻繁だったり、早産を注意しているときも、子供自体の鼓動はしっかりしていた。


母親として、この子を守らなきゃって思った。


それには、パパの支えも必要で家族は本当に、協力し合いで成り立つと感じた。


パパには色々迷惑をかけてしまったし、自分自身も楽ではなかったが、いい経験になった。




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