昨日からやっと雨も上がって

今日は気温も上昇中



桜前線は駆け足で北上していますね



皆さん地方の桜はいかがですか?




和歌山の開花は二十日






桜はとても早足ですね



今日のブログの題名は桜始開

“さくらはじめてひらく”は



三月二十六日の七十二候



七十二候とは

暦一年を72に区切って細かく分けて



気象の変化、動植物の様子を

短い言葉で表現したものです



いちごは二年前の六月の初め

フロントの紫陽花の葉の上に



赤ちゃん蟷螂を見つけました



その日の暦は蟷螂生(かまきりしょうず)

蟷螂が卵から孵る頃…




蟷螂生






昔の人は

なんて季節を大切にしていたんだろう

一緒に生きていたんだろうと



その一致に吃驚したことがありました




そして満開






私の幼い頃は

入学式の頃に満開を迎えていました



一週間から十日ほど

開花、満開の時期も早くなっているような…



七十二候は崩れていくのでしょうか?



昔から守られて来た

何か大切なもの



私たちの生活の中の自然との協調と

それを大切に思う心



少しずつ失われつつある事実に

目を背けないことを



今私達は問われている気がするのです



あなたは自然を大切に思っていますか?

一緒に生きていく気がありますかと






R4 本郷の瀧桜




美しさに隠れた自然の危うさを思いながら…




皆さんの毎日が幸せであります様にクローバー


 


 〈 追伸 〉



次の七十二候は三月三十一日、雷乃声発

“かみなりすなわちこえをはっす”



それは春雷のことでしょうか



その声は神の怒りか否か?

耳を澄ませて聴いてみようか…