あのメロディーを耳にする度


白い服と団扇の揺れるスタンドと
かち割り氷を頰に当てた感触が


私の中に蘇る


灼けつく夏の甲子園






関西に住む地の利で
歴史に残る試合も見れました


早稲田と苫小牧の引き分け決勝再試合は
もう14年も前のこと


古関裕而さんの
早稲田第一応援歌も


あの時流れていたのでしょう






心の震えた甲子園…


私が忘れられない一場面は
映像(ドキュメンタリー)の中の瞬間でした


親子鷹
父と息子で目指した甲子園


その夏に逝った父と一緒に
代打で立つ最後の打席で


追い込まれたその一瞬
彼の唇が動きました


“お父さん”


打球はセンターに抜けました


その試合
勝ったか負けたか


私は全然覚えていません


只々感動して
泣いていました






嗚呼、栄冠は君に輝く


青春を燃やす高校球児に
幸あれと祈ります宝石赤



皆さんの毎日が
幸せであります様にクローバー



 〈 追伸 〉

コロナで青春の1シーンを失ってしまった


野球も、陸上も、水泳も
吹奏楽も合唱も…


書ききれない
沢山の部活で頑張ってきた皆さん


その努力の上にこそ
あまねく栄冠は輝きます


素晴らしい未来をいちご



(画像は感謝してお借り致しました
    ありがとうございます)