小学校1年生の時、い~ちゃんが
赤ちゃんの頃から肌が弱く気になっていました。
その当時は結構悩んでいて、
よく夜になって寝るころになって
身体が温まるとかゆくて、かゆくて泣く日が続きました。
ずっとさすりながら寝かせ付けたりしていました。
かゆいのはどうしようもないから
本人が一番つらいですよね。
なにかのテレビで肌の弱い子は
「外で遊ぶと肌が鍛えられる」と聞き
サッカーやって外で走り回ったら肌が強くなるかも!
と思い、本人は乗り気ではなかったのですが
サッカーチームに入部させました。
当時は、もちろん 「なでしこジャパン」みたいに
少女サッカーチームなんてなかったので
男の子たちと一緒のチームです。
男の子たちの中にいるい~ちゃんは全然普通で
(この時はまだ、多動性症候群とはわからなかったので)
逆に、しっかりしてるくらいでした。
他の男の子たちは、
ボールが顔にあたってワーワー泣いたり
転んで泣いちゃったり
ゴールキーパーをしていた子が
グランドの砂いじりしたり
正直、集中力が続かず
い~ちゃんとなんら変わりませんでした。
でも、彼女は楽しいこともあったけど
他の男の子たちに
「下手くそ!」って言われたり
必要以上にからかう子もいて嫌だったみたいでした。
「あいつキライ!」
なんて言いながらも続けていました。
(その子は誰にでもそうでしたからね)
コーチが優しいし、
楽しかったのか 一生懸命ボール
取りに行ったりしてました。
大変だったのは
スパイクの靴紐を結ぶこと。
自分で結べるように!と
コーチに言われたのですが
自分で結べるようになるまで大変でした!
待つしかない・・・ハラハラドキドキ
でも、器用な子だったので、
コツをつかんだら以外にささっと結べるようになりました。
お母さんに結んでもらっている
他の男の子をうすら笑っていましたっけ
ダボダボのユニフォームを練習着を身にまとって
グランドを走る姿は勇ましく思えました。
肌のかゆみも少し落ち着いていきました。
効果あったんだってほっとしました。
少しづつ新しい世界に踏み出していくんだな~
とてもあの子らしく外での活動は
生き生きとしていました。
小さな子供たちが
一生懸命 サッカーボールを追いかける姿は
愛おしかったです
その後、サッカーを辞めて
ジュニアのバレーボールを始めました。
練習最後の日
辞めることをコーチが話すと
なんだか、すすり泣き!?
ちゃんと、みんなの仲間になれていたようです。
高校のころバレー部で
食べ放題の焼き肉店へ行った時
偶然、当時のコーチを見つけたんです。
小さなサッカーチームの子どもたちと一緒でした。
「あの人、コーチだよね!?」
「よくわかったね!!」
「声かけようかな・・」
「気になるならかけてきたら?」
お店を出た時
思い切って声をかけていました。
ビックリです!
人見知りの激しいい~ちゃんが!!
「コーチ!覚えていますか?○○〇です!」
「おお!○○○か!!
大きくなったな!!」
並んだら、コーチとほぼ同じか
少し、い~ちゃんの方が大きくなっていました。
「ほら、みんなの先輩だぞ!!」
「え~!!サッカーやってんの?
なでしこじゃん!!」
嬉しそうなこと!!
い~ちゃんにとってサッカーチームの経験は
楽しい思い出だったのですね。
挨拶できて、嬉しそうでした
大きな水筒は必需品でした。
これからの季節、水分補給は大事ですよね。