我が家には、レオというシーズーがいました。
2018年の10月に永眠しました。
私たちにとって、
レオはペットではありませんでした。
家族の一人でした。
アスペルガーのい~ちゃんが
通っていた先生に、
「犬を飼うのはアスペルガーの子にとってはいいですよ」
と言われて、犬を飼うことを決めました。
なぜ、犬を飼うことがアスペルガーの子には
プラスになるのでしょうか?
あなたは、自閉症児向け介助犬をご存知ですか?
介助犬と言うと「盲導犬」「聴導犬」を
思い浮かべると思いますが
介助犬の役割は意外にも多くて下記のようなものがあります。
- 盲導犬
- 聴導犬
- 自閉症児向け介助犬
- 歩行介助犬
- 心のサポートの介助犬
- 発作予知/介助犬
- 重度アレルギー者のためのアレルゲン探知犬
こんなにも、介助犬には様々な役目を果たしているのだな・・
と感心するばかりです。
犬は人に寄り添うことのできる生き物です。
訓練を受けた介助犬が
癇癪を起こすアスペルガー症候群の子どもを、
自閉症児向け介助犬が落ち着かせる様子が報告されたそうです。
「 The Huffington Post」 Here’s How A Dog Can Help Stop An Aspergers Meltdown
( アスペルガーの子を介助犬が落ち着かせている事例)
https://www.huffpost.com/entry/aspergers-dog-video-samson-danielle_n_7594598
い~ちゃんも同じで
パニックを起こし癇癪を起すと
レオを抱きしめていました。
安心するんでしょう。
い~ちゃんとレオの関係は
兄妹であり、友達であり、仲間であり・・・
彼女にとってもは
レオはかけがえのない相棒だったのでしょう。
いつも、ちょっかいをだして
いじくりまわすい~ちゃんことを
レオは、大好き!ではなかったかもしれません。
でも、不思議とい~ちゃんが
癇癪を起して泣き叫び拉致(?)されると
諦めたかのようにじ~っとしていました。
い~ちゃんは、
泣きながら、レオをぎゅ~っと抱っこして
だんだんに落ち着いていきました。
こんなことがありました。
まだ、レオが2歳ぐらいの時に
い~ちゃんが、私の膝枕でごろ~んと寝転んでいた時
いきなり、飛んできて
鼻をガブっと!!噛みました!
「痛~い!!」
い~ちゃん大泣きです。
赤鼻のトナカイのように赤くなってしまいました。
間違いなく、やきもちでしょう。
歯形はついていなかったので
甘噛みなんでしょうね。
い~ちゃんは、恥ずかしがって
学校に行かないかと心配したのですが
逆に、嬉しそうに
「レオに噛まれたの~!」
友達に話しながら学校に行ってました。
不思議ですね~
犬とヒトがアイコンタクトや触れ合いで
お互いの親近感を高めている
という分析結果が米科学誌サイエンスに
発表されたそうです。
犬と人間は見つめあうことで
信頼関係が深るそうです。
実感ですね~
犬を飼っている人は理解できるでしょうね。
私自身、レオが傍にいてくれたことで
どれだけ救われたことか・・・
い~ちゃんは、
レオが逝ってしまって半年後に家を出て
一人暮らしを始めました。
レオは慢性腎不全になり
ね~ねと私が状態を見ながら
皮下注射で水を入れて腎臓の負担を軽くする治療を
約2年ほど続けました。
心臓も悪かったので、両方気にしながらの治療で
大変でしたが、い~ちゃんは
「レオに針なんてさせない!!」
といって、
治療には一切協力しませんでした。
しない・・・と言うより
できませんでした。
彼女は、その
「私は何もしてあげなかった」
という勝手な自己嫌悪を抱えたまま
家を出ていきました。
「私は、家から・・・レオから逃げたから」
今でもそう言います。
まだ、彼女はレオの死を受け入れられないのでしょうね。
まあ、私もね~ねも
ちっとも立ち直っていませんが・・
でも、レオはいつまでも私たちの近くにいて
一緒にいるんだって思うことで
なんとか今があるんだって思います。
どんなに愛してもいつか
先だってしまう愛犬を愛おしく思い
最後まで全力でサポートしたこと
後悔はしてません。
また、レオに会いたいけど
もう少し生きることを頑張ってから
あっちで、ず~っと一緒にいたいもんです。
今日も、うすら寒いね~レオ。
お散歩行く?そう言うと
玄関までパタパタ走っていったレオの姿
忘れません。また散歩にいこうねレオ!
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もっと、もっといっぱいレオの
思い出の写真を撮っておけばよかった・・
後悔しかないけど
どうか、私のように後悔しないように
愛犬のアルバム作ってください。
逝ってしまった後、いつか見返すことが
できる日がくるはずですから。