母が、3月26日に無事に退院しました。
リハビリも進み、シルバーカーを使えば
随分と歩けるようになりました。
外を歩く時はシルバーカーで良いのですが
家の中や、透析に行くときにのバスに
乗車する時には、シルバーカーでは
小回りが利かないし
バスも乗車できるかわかりません。
そこで、杖を使って歩く訓練もしました。
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母は、右足の股関節を人工股関節へ
変える手術をしたので
右足を補助するように
左手に杖を持ち、歩きます。
写真とは逆になります。
退院前に、リハビリ室にて
母の様子を見て、先生から
生活していく上での注意点の
説明がありました。
いくつか注意する姿勢があるとのことです。
これは、人工股関節が脱臼するのを防ぐため大事な事なんです。
人工股関節置換術の脱臼を防ぐための注意点
- 正座をしないようにする
- 足を組んではいけない
- 前かがみの姿勢にならない
- 靴下をはくときにはあぐらをかくように膝を外側へ開き、足を引き寄せて履く
- 靴を履くときは靴ベラを使う
- お風呂に入る時は足を伸ばしながら入る
- 普通に歩行する時には左足から歩き出す
- 杖を使いながら階段を登る時には左から、降りる時には右足から降りる。
女の子座りは脱臼の恐れがあるのでタブーです。
以下のような姿勢はアウト！ですので気を付けてください。
参照：https://www.shimazaki-hospital.com/publics/index/53/
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靴下をはくときこの姿勢で
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参照：https://www.shimazaki-hospital.com/publics/index/53/
お風呂に入る時には
浴槽の高さが膝より高い時には
浴槽に腰を下ろしてから入ります。
浴槽の高さが腰より低いなら
人工股関節でない方の脚から
またいで入ります。
浴槽に腰かけて入るのは
滑ったりして危険なため
母は、左足からまたいで入るようにと
説明されていました。
また座った時の膝の角度が
90度がベストで
できるだけ、低すぎる椅子は避けるように言われました。
ベッドで寝起きするほうが
股関節にも負担がないとのこと
両親はベッドなので
そこは、大丈夫なようです。
色々と、生活するうえで
気を付けることがあり
なかなか始めは慣れないでしょう。
杖の使い方が慣れるまでは
ちょっと時間がかかりそうですが
慣れれば、スムーズに歩けそうです。
ただ、筋力が随分と落ちているため
長距離歩くのは、まだまだ厳しいようで
少しずつ歩いていました。
退院の日、病棟からところどころ
休みつつではありますが
シルバーカーを押しながら
なんとか、車のところまで歩けました。
よかった！！
介護保険を使って
訪問リハビリという
サービスを受けて
週に2回自宅にリハビリの先生に
来ていただき
近所を一緒に歩いて訓練をしてくれる
サービスがあるとのことなので
お願いすることにしました。
丸2カ月ほどの入院でした。
やっと家について
その後、母は色んなところに
「帰ってきました！！」
と退院の報告をしていました。
なんとか、透析の送迎バスも
乗れることになり
家族みんなほっとしています。
あとは、病院内を
車いすで移動するか
杖を使って移動するか・・
はたまた、簡易的な
歩行補助具を使用するかは
次の透析時に、リハビリの先生と
相談して決めるそうです。
少しずつ、元の生活に
戻ってくれればと思います。
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服や物を引き寄せたり、
片手での服の脱ぎ着や靴下の上げ下ろし
動作なども補助してくれます。
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こちらは、靴下をはくときの
補助をしてくれます。
膝を曲げなくても履けるので
安心ですよ。