い~ちゃんは赤ちゃんの頃から
好奇心の塊でした。
まだ、1歳になる前寝返りもできない頃
ね~ねのことが気になって、気になって
いつも、目でね~ねを追っていました。
い~ちゃんが寝返りを初めてしたのは4か月になる前でした。
ね~ねはとってもマイペースで寝返りするのが
すごく遅かったからビックリしました!
「あれ!?転がってる!!」
赤ちゃんの成長は、1日1日進むと言いますが・・・
予想外でした。
ハイハイはあまりしないうちに
つかまり立ちしだして、机の物をばらまいて
遊んでおりました。
そんな、い~ちゃんを連れて
高校の時の同級生と百貨店に
もう一人の友達の出産祝いを買いに出掛けました。
2歳のい~ちゃんは、怖い物知らずマックスの頃で
プラス好奇心満点!
デパートみたいな綺麗で広いところ
きっと、ワクワクしたんでしょう。
少し前から、い~ちゃんが
エスカレーターに興味津々なのはわかっていました。
だから、ね~ねに目を離さないよう言っていたのですが
今思えば、ね~ねも可哀想ですよね。
あの子は、決して私のそばから離れたりしない子ですから
い~ちゃんの行動は理解できませんもの。
贈り物の品が決まりお会計して
振り返ったら・・・・
「い~ちゃんがいない!」
みんなで必死に探しました。
見つからなくて焦っていたら、アナウンスがかかりました。
「3歳ぐらいの○○○という名前が書いてある靴を履いている
女の子が迷子になっています。」
ビックリ!
本当は2歳だけど・・い~ちゃんです。
ね~ねのお古の靴を履いていたので名前が書いてあったのです。
しかし、い~ちゃんがいたのは1つ下の階の催しコーナー。
係りの人が、どうも近くにお母さんがいないみたい、
迷子みたいだな・・・と保護してくれました。
急いで、下の階にいくと
ちょこんと折りたたみの椅子に座っていました。
「い~ちゃん!」
と、声をかけたら
「なに~?」
みたいな顔で、
「きたの?」
と言わんばかりの目で私を見て椅子から飛び降りました。
「あなた、エスカレーターで下の階に降りたのね・・」
そう思いつつ手をつないでエスカレーターに乗ると・・・
駆け上がっていきました!
やっぱり、こいつは!
その後も何度が迷子になりましたが
私が、どこにいるか覚えられるようになってからは
一回りして帰ってこれるようになり
迷子から卒業となりました。
しかし、あの時のあせった思い出は一生忘れないし
迎えに行ったときのい~ちゃんは忘れられません。
ずっと、い~ちゃんのことを追いかけて
後ろ姿を追いかけていたように思います。
私たち(双子の)が子供の頃に母が買ってくれた積み木。
今でもあるんですね~娘たちも
シンプルだけどこの積み木やおままごとセットで
よく遊んでましたよ!