どうもしょーごです
先日、別の基地で勤務している知り合いの女性から連絡がありました。
どうやら、「文章の添削をお願いしたい」ってことらしいんですよ
自衛隊は、何かの機会があれば資格を取得するための環境を整えてくれることがあります。
それは自衛隊内にある学校に通ったり民間の学校やらに通ったりで、資格によって整えてもらえる環境は違ったりするんですが、その子は栄養士の資格を取得したいってことなんですよね。
そんで希望を挙げてみたら、栄養士として勤務する際の抱負を提出しろと言われたらしく、その文章を添削してほしいってことでした。
因みに、希望を挙げれば全員が資格を取らせてもらえる訳ではありません!
本当に一部の隊員だけです!
勘違いをして入隊しないように!!
その子から送られてきた文章がこちら。
うーむ、何とも言えない笑
一から僕が全部書ければ楽なんですが、添削となるとそうはいきません。
その子が伝えたい部分を生かしつつ、上手い文章にまとめなければならない訳です。
めんどいなぁ…と思いながらも、頼られて悪い気はしません。
ということで、スマホでポチポチ打ってみて、一時間程で完成したのがこちらの文章。
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《栄養士として分屯基地勤務の抱負》
まず、基地と分屯基地との大きな違いを挙げるとすれば、個々の隊員との距離感ではないだろうか。私はどちらの勤務経験もあり、また同期や同僚から耳にする話を踏まえても、基地と比べ少数で構成されている分屯基地の仲間意識の強さは、基地のそれとは大きく異なると感じる。距離感が近いということは、楽しいことは共有することでより楽しく、悩み等があれば互いの変化に気付きやすくもあるため、より深く相手を理解することが可能だ。
私が勤務している◯◯分屯基地は、交通の便が非常に悪く娯楽も少ない。そのせいか、社会人経験も短く金銭に余裕が無い若年隊員は積極的に外出をすることも少ないため、分屯基地内での食事への期待値は、我々が思うより遥かに高いと考える。特に、◯◯分屯基地内で定期的に開催される◯◯(食に関するイベント)では、若年隊員も笑顔で◯◯を頬張る姿が印象的であり、如何に食そのものが心身の健康に直結するかが垣間見える。また、それが隊員間でのコミュニケーションツールにもなっており、組織として必要不可欠な団結の強化の役割も担っていることが分かる。つまり、身体の健康のみならず、精神面や結束の強さにまで作用するのが食事ではないだろうか。
食に関する知識や技術は、我々人類が健康に生きるために必要な最低条件だと考える。事実、スポーツを生業としている人達は、心身を作り上げるためにまず食生活を整え、健康の維持のみならず、身体的にベストなパフォーマンスを発揮するための資としていることが分かる。このことからも、自衛官として災害派遣等の不測事態に対処するためには、日々の食事管理は欠かせないものだろう。
また、◯◯分屯基地では、◯◯という土地柄、塩分過多による生活習慣病を患う隊員も少なくなく、食生活の見直しを提案することで、隊員個々に対し健康維持の意識を定着させ、改善させることができればと考える。それも隊員個々の距離感が近いからこそ、より効果的に行えるのではないか。
私は、分屯基地での自衛官栄養士として、それぞれの隊員が何を求め何が必要なのかを、思いやりを持ち食を通じて寄り添うことで、一人でも多くの隊員が笑顔になれる時間や環境を提供したい。
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どうでしょうか?
何だか原文と大きく変わってしまったような気もしますが、要所要所は抑えてあると思います
上手いのか下手なのかは別として、昔から文章を書くのは得意な方でした
そのせいか、今回のように添削だの、文章を頼まれることが多いです。
まぁ得意な人が得意なことをやればそれでいいと思います笑
それで飯が食えれば最高ですけどね!
それではまた