先日バッグを渡しに行った時、
ちょうど包括支援センターの担当さんが来てくれた
この前体操クラスのバッグの件で電話があった時に、
こちらも最近の状況と、今ちょっと気になってる事&困ってる事をお話した
担当さんは母にその事についても今度話してみますねと言ってくれた
そして、来てくれた時…
担当さん、全部見事に母に話してくれた
しかもさりげなく、ふんわりと話を持って行く
私みたいにどストレートに言わない(笑)
否定的なことも言わず、母の気持ちが上がるように話してくれる
男性だけどいつもふんわりした話し方で、
時には勘違いを言うこともあるけど見直した(←失礼)
流石プロ、頼りになるなぁ
例えば母が人の言葉を気にして暗い地味な色しか着ないようになったことについては、
「最近なんとなく暗い色の洋服を着てるじゃない 何かあったの〜 前はピンクとかパステルカラーを着てて似合ってたよ〜 上品だなぁって思ってたんだぁ」
こんな感じで話し始める。
母が近所の人に色々言う人がいて…と言うと、
「そんなの気にしなくて大丈夫だよ〜 キレイな色が似合うって僕もスタッフも思ってたんだから それに明るい色を着たほうが気持ちも元気になるんだから」と。
すかさず私も、
「そうですよねほらお母さん、プロでたくさんの高齢者を見てきたみなさんが言うんだから間違いないよ」とフォロー(笑)
母はその時はそうなのかしら〜という感じだったけど、
次の日は薄いピンクのセーターを着ていた
夕食後に飲むコレステロールの薬を
時々朝も飲んでいるみたいで心配ということも、
「そういう高齢者の方多いんですよ ドクターにこれからは全部朝食後にまとめてもらえないか聞いてみて下さい、多少効かなくなっても過剰摂取するよりも良いから」と
なるほど、なんでそれに気がつかなかったんだろう
担当さんは全てこんな感じに解決してくれる
今まであまり相談しなかったけど
これからは何かあった時は相談させてもらおうかな
担当さんは前から私に、
「お母さんには出来るようにと何度も練習するよりもどうすれば間違えないか、例え理解していなくてもスッと出来るように工夫してあげる方がいい」と言っていた
私はなんだか普通に出来ることを諦めるようでイヤだったけど、今はそれが正しいと思う
その方が母も私もストレスを感じないで済むから…
きっと私は心のどこかで母が出来ないこと、
忘れてしまうことをきちとん受け入れてなかったのかも
やはり倒れる前までの記憶、希望、愛情があるから、また前のように出来るようになって欲しいと拘って、
自分の気持ちを押し付けていたのかもしれない…
でも出来るようになればOKと、
前向きな受け入れや柔軟な考え方をしたほうが良いってことが今ではしみじみ分かる
無理なものは無理、出来ないものは出来ないものね
それに気付けたから、これからは少し気持ちがラクになりそう
周りに助けを求めること、
これって大切なんだと分かった日でした
そのうち書きます