今日のテーマは、「 日銀会合 」。
日銀とは、日本銀行のことで、国の銀行です。
日銀会合とは、毎月2回、金融政策運営を決める場のことを言います。
最近ではニュースでも取り上げられるので、重要な政策決定がなされることは、多くの人が知るようになってきました。
例えば、金利据え置きで、資産買い入れを10兆円増額・・・とか。
ご存知のとおり、欧米では、金融緩和策を取ってきたのに、日本がようやく重い腰を上げて、金融緩和策をとったというサプライズで、日経平均は昨年、大きくあがりました。
ここで、大事なのは、国債の買取を増やしたということは、裏を解せば、国内の銀行、保険の金融機関だけでは、買い支えれなかった、ということです。
まずは、一瞬は株高が演出されます。
ニュースでも、新聞でも、にぎやかになります。
その後、ダブついたマネーが、貨幣価値を下げ、インフレが起きます。
当然、物価が高く感じるので、消費マインドが冷えます。
そして、不景気がやってきます。
これが、インフレ政策です。
日銀が、最後の最後まで、やりたくなかった政策です。
アベノミクスが、インフレターゲット2%を掲げ、日銀をも巻き込んで、金融政策を実現しました。
これに舵を切ったということは、いよいよ腹をくくったということです。
「 国民は、馬鹿だから、本質を理解せずに、株高で踊ってればよい! 」 っていうのが、政府。
日銀は、政府より頭も良く、経済のことが、まだわかっているけど・・・。
景気は循環するので、不景気は仕方がないとして・・・・・・。
こう考えていくと、行きつく先は・・・・
日本国債が、やばくないですかね。
頭の片隅にでも、入れておいたほうが良い、かもしれません。
参考になれば、幸いです。
こういった本質は、ここで勉強できます!!
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