おはようございます
週末の米国株式市場はシリア情勢を巡る不安から軟調、特に金融は大きく売られた。
為替は安全資産の円が買われドル円で107円台前半となった。
シリア問題で米国は化学兵器に対する措置として関連施設に攻撃命令を出した。
トランプ大統領はホワイトハウスからのテレビ演説で「シリアの独裁者アサドの化学兵器関連施設に対する精密攻撃を命じた」と述べた。
英国のメイ首相、フランスのマクロン大統領も米軍との共同攻撃を発表した。
マティス米国防長官は昨年4月のシリア攻撃に比べて2倍の兵器を利用したとし、アサド政権に化学兵器を再び使用させないための「1度限りの攻撃だ」と述べた。
ついにこんな事態になったが、これは先に予定される米朝会談の前に米国に反発すれば「こうなるよ!」というヴィジョンを示したようにも思うのだが、どうだろうか?
しかし結果的に冷戦時代に逆行していく感じもするが、ロシアW杯の前に嫌な状況になったもんだ。サッカー熱の少ない米国には関心の少ない行事なのか?ロシアとしては良い結果を出したいW杯だけに、今回のシリア攻撃にどう対処するか?難しいところだ。プーチンはどうでるのか・・・
この状況が早期解決になるなら一時的に景気が落ち、円高に傾くもののその後に回復する大きな一歩になるのか。
週明けにギャップダウンして底から這い上がる勢いとなるようにも思える。寄り付きがどれほどか?大きく落ちなければ早期に上昇と転じるが、グダグダに長引くと痛手が大きくなる。
月曜の朝までにシリア情勢がどうなるか?で今週のマーケットは大きく動くことになりそうだ!
個人的には早期解決からロシアも「今回の化学兵器はよくなかった」というコメントでも出して、この問題がおさまれば、世界中のマーケットは一時沈むが次へ大きくジャンプになるのではないかと期待している。
良い一日になりますように
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