母親が“この世とのお別れ会”みたいなのを開いてて(生前葬って感じ)、親戚とかと自分もそこにいる。
周囲の人が母に“お兄ちゃんも立派な中学に入って安心ね”的な事を笑顔で話しかけ、母もそうなるのを待ってた的な事を嬉しそうに返す。(兄が中1、自分が小3)
そこで腹が立って自分が会話に割り込む。“私はまだまだ中学生じゃないけどね。来年でも再来年でもないよ。あたしが今何年生か知ってる?”と。2人ともこちらを見て曖昧な顔で何も言わずに流される。
式の最後に皆で小さな川の流れる小高い丘を回ってそのまま自由解散。私は列の最後の方で先頭の母が見えない。
人を抜かして前の方に行くけどもう前の方は解散してしまった。
母が一人暮らしをしているらしいアパートに行ってみる。外から泣いて母を呼ぶが出てこない。一階住みとは知っているけどどの部屋かわからない。泣きながら呼び続けても出てこないので一部屋一部屋勝手に開けて探し出す。三部屋いなかったけど奥にもう一部屋あるのに気づいたそちらのドアを開けると中に母がいた。泣きながら抱きつく。母も泣いていた。
ってとこで目が覚める。
この母はこの後にこの世とお別れするのだろう。
この母は泣いて抱きしめ返してくれたけど、外から私が泣きながら探す声がしても部屋から出てきてくれなかった。
私の思う母が見事に出た夢だった。
そしてまだ母への想いを断ち切れない自分がいるのだと確認させられた夢だった。
現実では生きてる母に抱きつく機会など無いのだからきっと死んだらやっと抱きつくことができる。だから死ぬ時は病死とかで触れる状態で亡くなって欲しい。