口は災いの元


東洋占術鑑定師の
秦山京子です。
ブログにお越しくださりありがとうございます。


  吉星 凶星

人間関係の悩みの中に、相手の発した言葉に傷つき関係が良くなくなってしまう事は誰もが経験していると思います。
紫微斗数で鑑定させていただいていると、ご本人の発した言葉が原因でこじれてしまっている場合も多くお見受けします。
ある星(吉星)が良く作用すると仕事でプレゼンテーションのスキルが高くやコミュニケーションで吉になるのですが、本来持っている性格が自分を守るために攻撃的(凶星)な作用が出やすくなるようです。
突発的に出てしまうため、本人も感情のままに発言し間違っていないと改める気もない。我が道を行くので、どこに行っても居場所が減り敵が増えていくみたいです。


  口は災いの元

不用意な発言は、自分自身に災いを招く結果になることから、言葉は十分に慎むべきであるとの戒めです。 
また、同義語で「わざわいは口より出でて身を破る」との言葉があり、不用意な発言や行動は、自らの立場を悪くしたり、災難を招くことを教示した戒めです。
自分がどんな立場でも相手に言わずにはいられない人がいて、言ってスッキリできるなら言わないと損だという考え方と、少しオーバーで感情的に表現することもある気がしています。
マイナスな言葉は自分を追い込むことになることも多く、必ずと言っていいほど自分に返ってきてそして追い込まれる。
協調性はなく自己主張が強くなり、人にマウントを取りたがり承認欲求を求める方も多いです。

  バランス

紫微斗数の命盤ではたくさんの星が入るのですが、生年月日と時間で決まった星が配列され、バランス良い方は少ないです。
たとえ凶の星が入っていても上手に向き合い、個性だと自覚することでより生きやすくしていけばよいと思っています。その年の星の入る位置で、気を付ける事柄や体調もわかることもあり、私は事前に検査を受けて予防しました。
上手に使えばプラスになることも多いです。すべて良い悪いで判断せずにバランスと思っています。
発する言葉はなるべくプラスで、そして人間は一人で生きているわけではなくお陰様で成り立っている。
それなら、どんな時も気分よく過ごせるように心がければ吉と思っています。