絶対に
キュウリは焼いたり
しないぞと
誓ったはずの
食卓に今
コンビニで
なんでもかんでも
買う人に
金銭感覚正常化法案
彷徨える
子羊役に
選ばれて
肉が食べたい
雨が降りたい
蝉が振動させた空気を
風がかき混ぜて
ところてん式に
網戸を鳴らす
厚い雲と
熱いアスファルトの
サンドイッチに
トマト色の朝顔
子ども達に
あまり遠くへ行くなと
注意しながら
庭の鉢を動かし
不安げに揺れる花びらは小さく
まだ、開かないまま
アスファルトの一点に
嵐の予兆がにじむ
子ども達に
家に入るよう呼びかけて
氷のぶつかる音を
風鈴代わりに
麦茶を飲んで
明滅する窓の向こうから
追いかけてくる轟音に
幼い耳を塞いだ
予兆に触れられて
シンバルのように
演奏をやめた蝉
次の公演は明日の朝からだと
暗くなった部屋の中でラジオが言う
鳴り止まない雨の拍手
懐中電灯の吐いた目玉が
鳥の姿をうつして
羽ばたき
闇の中へ消えてゆく
その手を
子ども達に握らせて
みんな一緒だと、笑った
風がかき混ぜて
ところてん式に
網戸を鳴らす
厚い雲と
熱いアスファルトの
サンドイッチに
トマト色の朝顔
子ども達に
あまり遠くへ行くなと
注意しながら
庭の鉢を動かし
不安げに揺れる花びらは小さく
まだ、開かないまま
アスファルトの一点に
嵐の予兆がにじむ
子ども達に
家に入るよう呼びかけて
氷のぶつかる音を
風鈴代わりに
麦茶を飲んで
明滅する窓の向こうから
追いかけてくる轟音に
幼い耳を塞いだ
予兆に触れられて
シンバルのように
演奏をやめた蝉
次の公演は明日の朝からだと
暗くなった部屋の中でラジオが言う
鳴り止まない雨の拍手
懐中電灯の吐いた目玉が
鳥の姿をうつして
羽ばたき
闇の中へ消えてゆく
その手を
子ども達に握らせて
みんな一緒だと、笑った
真夜中に
透明な人が
コンビニの
ドアに挟まれ
「温めますか?」
飛行機に
乗れない人は
サラサラの
カレーも信用
しないのだろう
体内に
ある栄養素を
取り出して
フカヒレスープは
出来ないですか
透明な人が
コンビニの
ドアに挟まれ
「温めますか?」
飛行機に
乗れない人は
サラサラの
カレーも信用
しないのだろう
体内に
ある栄養素を
取り出して
フカヒレスープは
出来ないですか