「近代日本画壇の巨匠シリーズ第10弾・山口華楊」

　日本画家・山口華楊は今年で生誕110年を迎える。
1899年、友禅染織家の次男として京都に生まれた華楊は、温かな動物画を得意とした西村五雲の門下に入門。
その後、五雲の勧めにより竹内栖鳳の画塾に参加。
1927年、28年と帝展で連続して特選になり高い評価を得る。
京都市立絵画専門学校、京都市立美術専門学校で長く教鞭を執り、多くの後進の育成にも力を注いだ。
華楊は京都の伝統的な写生画に立脚しながら、優れた知性と感覚によって独自の近代的花鳥画、動物画を生み出し、温雅なうちにも生命観にあふれた画境は他の追随を許さなかった。
1981年、文化勲章授章。
1984年、85才没。


　　　　　　　　　　牡丹（画像をクリックすると拡大します）
　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　牡丹
　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　紅白牡丹
　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　紅白牡丹
　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　向日葵
　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　紅白花
　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　白梅
　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　鳥
　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　文鳥
　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　かわせみ
　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　黒猫
　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　秋晴
　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　山野辺
　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　幻下
　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　飛火野
　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　原生
　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　洋犬図