「近代日本画壇の巨匠シリーズ第7弾・安田靫彦」 1884年、東京・日本橋に生まれ、10代で横山大観や菱田春草の作品を見て感激し画家を志した安田靫彦は、後に岡倉天心の薫陶を受け、天心没後には再興院展に参加する。「夢殿」や「王昭君」などの新古典主義と呼ばれる歴史画を得意とし、古典の研究に専念しながら、中国や日本の歴史、神話などに取材した作品を次々と発表、名声を確立した。焼損した法隆寺金堂壁画の模写にも前田青邨と共に携わる。1948年、文化勲章授章。1968年、日本美術院理事長就任。 菖蒲(画像をクリックすると拡大します) 紅梅青花壷 桜 新春 黎明富嶽 飛鳥の春の額田王 豊太閤 伏見の茶亭 花の酔 大観先生像 挿花