今月も雑誌『潮』11月号から3題ご紹介致します。

初めに放送作家・脚本家でもある小山薫堂さんのちょっといい話(読売)。
『楽天家の父から「人は知らず知らずのうちに、最良の人生を選択している」と教わってきました。
人生は、いろいろと枝分かれした分岐点の連続ですが、おのずとその最良の道に向っている・・・と。
そう考えると、すべてが楽です。目先だけ失敗でも、後で振り返った時、その失敗が成功につながる道であったりする』。


2題目は藤巻兄弟社・代表取締役の藤巻幸夫さんの話(朝日)。
『結局、仕事は人次第。人こそが財産だし、人こそがブランドなんですね。
あの仕事なら彼に頼もう、彼女と会わせようと顔が浮かぶものです。
逆に言えば、自分のブランドは何かと意識して磨いていって欲しい。必ず、周りは見ているものだからです』


最後は臨床心理士・諸富祥彦さんのちょっといい話(毎日)。
『欲望には際限がない。求めすぎると、いつもどこか満たされない。
満たそうとすればするほど、欠落に目がいってしまう。
頭でっかちに幸福を追い求めるのではなく、自分のなすべきことに必死で取り組めば、幸福は結果としておのずとついてくるものなのです』と、述べています。


         葛飾北斎作「山下白雨」
         
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