印象派と言えば日本でも人気の高い「光の画家」の別称がある、クロード・モネ。
「印象派」と言われるきっかけとなったのは、モネが展覧会に出品していた作品『印象・日の出』を見た評論家が印象主義と言ったからです。

モネが描こうとしたのは「変化し続ける光と雰囲気の印象」だったのです。
モネは時間や季節とともに移りゆく光と色彩の変化を生涯追求した画家でもありました。
そのため、同じ題材を何度も描いた。その代表的絵画に『睡蓮』の連作が有名ですが、人が見ている景色と光とが「印象」として描かれているのです。

モネは自然そのものを愛し、それを絵にし続けた画家でした。自然の移り変わりを色とともに表現し続けたのです。
モネはこんな言葉を残しています。
「すべては千変万化する、石でさえもだ」と。
印象派の中でも長生きだったモネは1926年86歳まで生きました。

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 日の出
 わの花
 ポフラ
 田園
 鉄橋
 庭
 河
 ルーアン大聖堂
 日傘の女
 磐
 アイリス
 海辺のテラス
 かささぎ
 アルジャントゥイュの道路橋
 積みわら
 茜空