やほ

 

明日、ついに明日。

結婚の挨拶にいく

 

彼の夕飯になるカレーライスを作りながら

いろいろ思い出してみる。

 

きょうの鍋はひとり暮らしをしていた時

なんでもこの鍋で作った思い出深いけど

あんまり好きじゃないホーロー鍋

 

 

そこでまず野菜を炒めながら

いつもと違う鍋であ、すこし玉ねぎ多かったな とか

豚肉切るのめんどーだからひき肉にしちゃおとか思って

ニンジンはこれくらいでいっか とかね

 

この赤いホーロー鍋は勝手に家を出たわたしに

母が「ひとり暮らしセット割引」になってると言って

見つけて買ってくれたやつ

 

よくこれに満杯になるくらいの味噌汁を作った

 

そうやって思い返すとあんまり好きじゃないものも

愛おしく思えるね

 

 

わたしはわたしで人のものでもないけど

結婚は他人家族のところへゆくもので

結婚は「もらわれる」と表現される

 

それが自分にとってむずかしいの

わかるけど理解しきれなくてわかりたくなくて

 

カレーライスをつくりながら

ああ、わたし、

誰のものにもなりたくないんだなって

 

今のわたしは変化をきらうんだって納得した

 

 

新しいことに向かう気持ちはすごく好き

家族として新しく人生を歩むのも楽しいことだと思える

 

でもその中でもこれからまだ知らぬこと

まだ起きてないことへの不安っていうのは大きな葛藤として

心に渦をまく

 

 

そんな気持ちでいいのだろうか

あしたはもらわれにいく

 

 

 

母の気持ちを思うと

どうしても切ない

 

これがマリッジブルーなのか

 

 

さ、おいしいカレーができあがったぞ