カラオケでおたっくんの
頼りがいのある面が見えて
ニヤニヤしながらお会計へ。
自分の誕生日にもかかわらず
1軒目では普通に出してくれたので
2軒目は払うつもりでした。
1時間とドリンク一杯ずつで
4千円ほど
ジャンカラと比べると、、
全然違う値段にビビる
そしてお金を出そうとした
その後ろからー!!
サッと一万円札を
店員さんに
渡すではないか!!
「え、私が出すのにー」
と言いながらも、おたっくんは
首を振りそのままお釣りをもらう。
もうね、この瞬間もよ
キュンとしたよね
そして、店を出て歩こうとした時も
段差があるのに気付かなかった私は
ちょっとバランス崩しそうになると
サッと背中辺りに手で支えてくれて
「大丈夫?酔っ払ってんの?笑」
この時はキュン以上に
慣れてるなが出てきたけど
うん、この人、全然
女性慣れしてる、、
まぁ今さらですけど
それなりに女性の扱いは
上手な方だろう、、
そして駅まで歩いていました。
「いい誕生日やったわぁ。
次は◯月にお祝いやね。」
◯月とはまだだいぶ先の
私の誕生日。
それよりさ、ホワイトデーの
お返しはやっぱりないんかと
ちょっとだけがっかり
「誕生日まだまだ先やん。
ていうか、ホワイトデーも
近いのに何もないんや!笑」
「あ!そうやったな!
ホワイトデーやったか」
「やっぱり覚えてなかってんな、、
そういうとこやで笑
でもいつもやし、今日も全部
出してもらってこれで十分
お返しやね!」
本当は会う前のLINEで
ちょこっと催促しようかなとも
思ったんですけど、
なんせ付き合ってるわけでもないし
実はサプライズとか考えて
くれていたらと勝手な妄想してました
催促と言っても、高価なプレゼントが
欲しいわけではなかったのです。
本当に数百円のお菓子とかでも
いいから、おたっくんから
何か物がもらえたら嬉しいと
思ったので、、
「わかった!次会った時ね!」
次会った時ももうどっちでもいい
というか、こういうのって
ちゃんと伝えられたってだけで
満足できるんですよね
だけどね、、
やっぱりたまーに、おたっくんの言動が
わざとらしいというか、、
ホワイトデーも本当に忘れてた
というよりは意図的にって
感じてならなかったんです、、
「いい誕生日やったわぁ」の一言でも
本当にそう思ったとは思うけど
それを若干オーバーめに
無理に言っている感じ?
本当にめちゃくちゃ
細かくてキモいんですけど
私はそういうとこ本当に敏感で
感じ取れてしまうのです
その度に気のせい気のせい
みたいに気を取り直していた感じ。
そして私が乗る場所まで
送ってくれて電車を待っていました。
私の方が最終は早く
最終はあと30分後ぐらいでした。
「最終までまだ30分ぐらいあるんか🤔」
「そうか、あと30分か、、」
おたっくん、何か考えた後
「最終までちょっとここで
話せへん??」
「え?ここで?」
敏感に感じ取れるくせに
こういうところは察しが悪いというか
この辺で話したり座ったりしてるのは
若い人たちぐらいで
なんか嫌だなぁと思ったんですよ
というわけで、、
あと30分にもかかわらず
カフェに行くことにしたんです。
あ、、
いよいよ告白タイムかな
そんなことも予感しつつでしたが
まだまだ割と冷静な私でした
運命の?30分カフェタイムに
突入します、、、