事務職は、私にとって向いている仕事だと思っていました。

 

目立つ仕事ではなくても、誰かの支えとなることが私らしくいられる、やりがいを感じてました。

 

ところが、ツインの彼と出会ってから自然と苦痛となっていたのです。

 

誰かのため、ではなくて…彼のために、支えることが幸せ、他の誰かを支えることに

苦痛で仕方がないのです。

 

本当に苦痛です。

 

見えてしまったのです。分かってしまうのです。

 

この人、優しいこと言ってくれるけど、ただ自分の仕事だけを優先にして欲しいんだな。

 

この人、仕事に真面目な部分あるけれど、女性を下に見ているな。

 

この人、分かってくれてる感じをだしてるけど、ただ認めて欲しいだけなんだな。

 

この人、頼ってくれているけれど、ただ出来ない部分をカバーして欲しいだけだな。

 

などなど…。

 

今までも、それなりに気づいてました。

 

でも、そんなものと思っていました。

 

けれど、ツインの彼に出会ってしまったら違うのです。

 

彼には、私に対してエゴがないのです。

 

エゴがないのに、誰よりも私を見ていてくれ、顔では笑ったり普通にしているのに、心の中で

感じている悔しさや惨めさや悲しみを当たり前のように分かってくれる。

 

そんな時、特別な言葉をかけてくれるわけではないけれど、傍にきてくれる。

 

私よりも私のことを知っている人。

 

真実の相手と出会ってしまったら、ごまかすことは出来ない。

 

今、とても苦痛なのは「ごまかしている」から。

 

彼に、彼だけを支えていきたいのに出来ない現状が苦痛でたまらない。

 

この苦痛は、今まで味わったことのない苦痛。

 

支えたいのも、話を聞いて相槌打ちたいのも、彼だけなのに…。

 

神様はいじわるです。

 

こんな苦痛は、初めてだから。

 

ごまかしたくて、ごまかしているわけではなくて、今はそれしかないから。

 

この現実の過程の中で、彼がどんなに真っすぐに私の本音をみていてくれたのか、

気づかされたのです。

 

彼は、さりげなくて、特別な言葉をかけるわけではないから…

きっと、言葉では意地悪な言っていても、本音の部分では愛があってのことだということを、

そんな私だということを彼だけは分かっている気がします。