鵜頭川村事件
もしも物語を創作するなら、登場人物のキャラクター造形とは別に、入り込ませたい仕掛けというのが幾つかあります。①偶然 ②勘違い ③超常的な現象 ただしこれらを乱用(濫用)すると、説得力が無くなったご都合主義になったり当初の設計と違った別物になってしまったりして台無しになります。小説でも映画でもこれらを絶妙に巧みに少し忍び込ませている作品が好きです。終わった後で、しばし余韻にどっぷりと浸からされてしまいます。具体的な作品名を挙げたいところなのですが、結末に関わる“ネタバレ”になってしまいます。読後の衝撃をあらかじめ奪ってしまうことになります。 ∴ゆえに紹介することが出来ません(~_~;) とは言え、何度も読み返した作品の作家名だけ挙げておきます。森村誠一、西村京太郎、京極夏彦です。WOWOWの再放送を録画保存していた「鵜頭川村事件」(うずかわむら事件)を観ました。全6話。・原作:櫛木理宇物語は、夫である松田龍平が娘を連れて長野県鵜頭川村を訪れる場面から始まります。そこは、行方不明になってしまった妻が生まれ育った場所であり、妻はそこに居るのではないかと推測したからでした。この村は、二つの家系がいがみ合い対立していました。この村では古くから伝わり12年に一度催される、詳細が不明な神事が執り行われています。これが行方不明の鍵を握っていました。豪雨に見舞われ村外への道が断たれた中、村人たちと関わりながら妻を探し続けます。誰が味方で誰が敵なのか。ザクっとこんなプロローグ。全6話、そしてやがて真相が明らかになります。終わってみたら「ああやっぱりそうだったのか」。それでも1話1話退屈せずに引き込まれました。客観的には全然そんな事ないのかもしれませんが、民俗学的・伝奇的な雰囲気に引き込まれました。←個人の想像力の賜物ですが。→外界との接触が閉ざされた村という異空間、村人同士の対立、謎の神事。結末に衝撃はありませんでした(;^ω^) ラストシーンでどんでん返しが来ると思ったら、それは僕の妄想で終わりました。それでも今こうして、わざわざと書き残しています。全てが明らかになった第6話よりも、そこに至るまでのまるで霧の中、目をこすり視界を確かめるような展開が続く第5話までがよく出来ていた印象が残っています。(横溝正史や松本清張の作品も僕はそんな感想。結末よりもそこに至るまでが面白い、という味わい方です)場面場面がとても緊迫していて観終わった今「好きだな」と思えています。(謎解きが好きな人には物足りない結末に映る様に思います。)「鵜頭川村事件」 ・原作:櫛木理宇 2018年 ・ドラマ出演者 2022年 <table about="#mwt31" data-mw="{"parts":[{"template":{"target":{"wt":"基礎情報 テレビ番組\n","href":"./Template:基礎情報_テレビ番組"},"params":{"番組名":{"wt":"連続ドラマW鵜頭川村事件"},"画像":{"wt":""},"特記事項":{"wt":"第1話は無料放送。"}},"i":0}}]}" id="mwXQ" typeof="mw:Transclusion"> 松田龍平 蓮佛美沙子 工藤阿須加 山田杏奈 板橋駿谷 冨手麻妙 吉岡睦雄 和田光沙 宇佐卓真 眞島秀和 綾田俊樹 荒川良々 伊武雅刀 ・脚本 和田清人 ・監督 入江悠 🔗「鵜頭川村事件」検索結果 Google Searchwww.google.com ここまでありがとうございました👹