三郷での善行

「あっちに“臨時のトイレ”あって今空いてますよ」

「ホントですか!ありがとうございますひらめき×2

(「✖に」ではなく「二人連れ」の意味)

 

(名乗らず入場列を目指し進む僕に)

「え!?どこですか!更に×2」

(指さして)「あそこの入口の奥ですよ」

「まあ、ありがとうございます飛び出すハート×2」

 

 

コンサート会場でのトイレの行列、

これは深刻です。

気が付いたらお声掛けしていました

 

 

 

恩人・戦友のHさん宛(イメージ)

あれ?

「千春の初日、三郷行って来ました!」

こっちが正しい日本語?添削されちゃうか

過去イチは「ここ4~5年で」

↑個人の感想、主観

 

 

 

松山千春コンサート・ツアー2023秋

初日@埼玉県三郷市文化会館 大ホール

行ってきました!

 

基本、松山千春のコンサートは、北海道産の男Hさんと僕は行っています。が、Hさんは都合がつかず東京国際フォーラムまでお預けなのでした。

 

 

※以下【セットリスト】記載あり。

 

 

 

このキャリア、年代の歌い手の多くが採用しているように、松山千春も途中休憩を挟む本編2部構成のコンサートです。(主に)1部が恋愛のうた2部がフォークソングといった具合に構成されています。「1部と言っても、ちょっと歌って終わるって意味じゃないぞ!」とこの日注釈をつけてくれました。このトークは僕は初めてで舌好調でした。

 

冒頭のトイレ小話。

これは入場列からは離れた場所での事でした。

開場したフロア内、トイレ入口目指した長蛇の列。むごい程です。

 

 

、、、時計

 

 

ブザーが鳴って本編再開、第2部開始

イントロがステージから各々の耳に届く。

僕の両隣のそれぞれの男性。

 

左側の人「お!」と唸り声

右側の人、歌の途中で涙を拭う仕草

 

この歌がおわりMCへ。

 

するとこの瞬間、おびただしい数の女性たちが再入場して自分の座席を目指し通路を歩いて行きました。つまりまるまるこの1曲をせっかくのこの歌を聴けなかったという事です悲しい多分その場では何が歌われたのかも分からないままだった人も居たように思います

 

これは気をつけねばなりません

深刻です

 

 

ビル

 

三郷市文化会館は、車椅子席を含めて1300席。1階が20列、2階が10列。HPを参照すると奥行き15m間口18m。ゆえに。公演中客席部の照明を落としても、ステージの照明でホール全体に明るさを感じました。

 

 

ブザーが鳴り注意事項のアナウンスが始まると...

[この会館の規模×この日集まった皆の気持ち]が掛け合わさりました。導き出された答えは、文字通りのアナウンスを搔き消すほど鳴り響いた重なり合った拍手と「ちはるー」の掛け声がこだましました。凄かったです。係数に「ツアー初日」があった!そして1曲1曲とMCという「項」が、「積」をどんどん大きく膨らませていきました。これがこの日の僕の満足度泣き笑い

 

 

アンコールの時、「そうかみんなこういう曲が聴きたかったのか!皆の手拍子が痛いほど伝わってきたぞ。けれどそれでバックの演奏が聞こえないんだよ」(趣旨)と歌い終わりに困ったように嬉しそうに呟きました。

 

 

アンコール1曲目。定番中の定番、ド定番。でもこの日、歌い古した感聞き慣れてしまった感がなくやや冷静に客観視しながら「いいな凄くいいな」と新鮮さを僕は感じていました。

 

アンコール2曲目。「俺の人生」でも「人生の空から」でも「浜辺」でもなく、この日ここまで温存したのか?と思っていた「銀の雨」でもなっっく!ついについに僕も聴くことが叶いました。

 

アンコール4曲目。(個人の感想)アンコールここまでの3曲の熱い盛り上がりで息があがったのか、松山千春の歌唱のピッチが独特になり、手拍子がうまく合わせられなくなってしまいました僕は(苦笑)いっしょに歌うのにだけ集中、徹しました←これもやや苦闘ぼくは。

 

 

この日最後の1曲。

 

このアルバム、この歌の頃というのは...少なくとも僕のまわりで松山千春を聞いている友達はもう一人も居ませんでした。

 

 

 

 

歳を重ねるにしたがって、知らないことを知り、いろんなことや生きてる限りどうしても避けられない事をも経験して、ある瞬間を境に劇的に聴き方がかわった(化した)歌が、松山千春に限らず幾つもあります。

 

今この歌を生で聴けて良かったです

 

 

終演してもしばし噛みしめ座席に腰かけたままでした(前を歩きゆくこの日の同志の方々の妨げにならないよう足をすくめながら)だいたいいつもそうしていますが、この日は特にもう少しここにいよう居たいという感じでした(この時ホール内にはお見送りおなじみのオルゴールの「ふるさと」が流れています。ゆっくりと現実生活に戻っていきます)

 

 

こういう感情的感傷的なところからちょっと離れると、離れつつ私的詩的な感想。

僕はこの日。松山千春が歌っているのを聞いた気が、泣いているのに(実際は泣いていません)触れた気が、この夜叫び続けた声が胸を貫いた感じでした。この感覚が沁み入りいまだ余韻が強く残っている公演となりました。文字にしますとこんな感じです。声が今もって聞こえてくる感じです。僕個人の心境が多分に作用したのかもしれませんがホントによい公演でした。

 

 

 

 

清書します↓

 

【セットリスト】松山千春

コンサート・ツアー2023秋

初日10月5日(木)

埼玉県三郷市文化会館大ホール

1300席(車椅子席含む)

 

第1部

1. 夜を飛び越えて

1995『勇気ありがとう』

2. ピエロ

1978『歩き続ける時』

3. 夜明け

1979シングル/『起承転結』

4. 時のいたずら

1977シングル/『起承転結』

5. 奪われてゆく

2010『ずうっと一緒』

6. 午前三時

1988『Message』/シングル

7. 純-愛する者たちへ-

1991シングル /『純』

 

第2部

8. 君を忘れない

1996シングル/『TOUR』

9. 北風

1997『叫び』

10. 足寄より

1977『君のために作った歌』

(ここで鈴木宗男さん登壇)

(なんと僕のわりとすぐ後ろに座っていたのが判明)

11. 虹のかなた

1985『明日のために』

12. かたすみで

2019シングル

 

アンコール

13. 長い夜

1981シングル/『起承転結Ⅱ』

14. 夢の旅人

1982シングル/『起承転結Ⅲ』

15. 青春Ⅱ

1978「季節の中で」B面/『起承転結』

16. 大空と大地の中で

1977『君のために作った歌』

 

17. あなたが僕を捜す時

1986『あなたが僕を捜す時』

※ライティングでない演出あり

歌唱と相まみえて幻想的でした。

喉がこの時、影響うけないかやや心配です

 

 

 

 

ここまでありがとうございました。拍手

今日は松山千春でした。