ソレイユ 【soleil】 フランス語。太陽。ひまわり。

松本伊代 1989年 

シングル「悲しくてやりきれない」

(ザ・フォーク・クルセダーズのカヴァー)

カップリングが、この「ソレイユ」。

 

「ソレイユ」

作詞:川村真澄

作曲・編曲:佐橋佳幸

 

佐橋さんの名前で「お!」と思われたなら

そんなあなたを僕は尊敬し、

そしてあなたが好きです(笑)

 

 

中学2年の頃、音楽好きとはまた別に、お互いプロレス好きで仲良くなった友達がいました。

その彼に、ある日、折り入って頼まれたことがあります。

 

「松本伊代のLPの予約をお店でして欲しい」という懇願でした。彼曰く、「(自分で予約するのは)恥ずかしい」ということでした。

 

念の為、伊代ちゃんの名誉の為に、旦那さんから叱られないように、注釈しておきます。(笑)

 

ファンであるのが恥ずかしい、というわけでありません。そうではなく「松本伊代を好きだという気持ちを人に知られたくない」という恋心界隈な心情だったのだと思います。

 

僕もかつて小学生の頃、キャンディーズや太田裕美さん(の歌)が好きでしたが、公言出来ませんでした。秘めていました。ウブでした。

 

 

レコードの予約。

な、、、懐かしい。お店に予約票の用紙が置いてましたよね。予約購入すると、ポスターが付いてくる等の特典がありました。

 

それとはまた別に、LP購入で、お店でストックしているポスターを自分で選んで貰える、そんなレコード屋さんもありました。結構、ありませんでしたか?

 

 

友達の代理で予約・購入した伊代ちゃんでした。僕が伊代ちゃんの歌に興味を持つようになったのは、1983年シングル「恋のバイオリズム」からでした。

 

作詞が来生えつこさん、そして、とにもかくにもここが重要、作曲が拓郎さんでした。

 

以降、しばらく尾崎亜美さんによる作品を歌いました。ブリブリのアイドル・ソングから、ちょっと転換したイメージが僕にはあります。

 

爆発的ではなかったけれども、ヒットチャートを賑わしたわけではなかったけれども、「歌手」として一定の評価を得始めたように思います。

 

出来ましたら、冒頭の「ソレイユ」を聴いていただけましたら幸いです。ものすっごく嬉しいです。 絶妙な歌唱です。佐橋さんによるアレンジが珠玉です。

 

夏の野、夏の陽射し、清流に似合う歌。

 

 

伊代ちゃんと言えば・・・

 

自著出版の折、その内容を聞かれ

 

「まだ読んでないです」

 

 

と、返答した歴史的事実が奇跡的な面白さです。(笑)

 

 

ここまでありがとうございました。拍手