あの女(ひと)の柔肌に

あの女の黒髪に

あの女の唇に

あの女のささやきに

想いを馳せていればいい

それだけでいい

We are the Ronin, Ronin in 1985

 

我が友の苦しみに

我が友の抗いに 

我が友の喜びに

我が友の切なさに

心が揺れていればいい

それだけでいい

We are the Ronin, Ronin in 1985

Ronin, Ronin in 1985

 

この国のいらだちを

この国のはかなさを

この国の観る夢を

この国に昇る陽を

静かに眺めて居ればいい

それだけでいい

We are the Ronin, Ronin in 1985

Ronin, Ronin in 1985

 

安らぎのない旅を終えた

見知らぬ若者よ

愛に飢えた獣の様に

牙をむかないで

今日からお前の身体は

お前自身のものだ

今日からお前の心は

お前の身体に戻るさ

 

もう争わないで

もう戦わないで

そう自由の風に酔え

そう全てを解き放て

 

若すぎる激しさが

若すぎる悔しさが

若すぎるもどかしさが

若すぎる美しさが

その目に焼きついていればいい

それだけでいい

 

We are the Ronin, Ronin in 1985

Ronin, Ronin in 1985

 

 

RONIN  作詞・作曲:吉田拓郎 

 

 

これは拓郎さんバージョン。

後に鉄矢さんがカバーしました。

その際、最後のブロックは、

以下の様に歌われていました。

 

いくたびも夢をみて

いくたびも夢やぶれ

いくたびも地にたおれ

いくたびも泣いたのだ

それでも己のおろかさを

捨てたりはしない

 

We are the Ronin, Ronin in 1985

Ronin, Ronin in 1985

 

作詞は拓郎さんのままとなっていますが、かなり鉄矢さん作っぽいです。…と思うのは僕。

 

 

 

映画「幕末青春グラフィティ Ronin 坂本龍馬」

脚本・主演:武田鉄矢。 

ゴメンナサイ、と何故か謝っておきます(笑)

 

 

 

 

拓郎さんが高杉晋作役で出演してます。浅野温子に襲い掛かりそのまま… …な場面があります。 その時に流れた曲が、この映画用に作られたオフコースの「時代のかたすみで(せめて、今だけ)」です。  何かとレアです。  

 

映画については、これしか記憶がありません、です。ですので正確でないかもしれません。

 

前回は見逃してしまいました。

本日2月20日(土) 

CS2 時代劇チャンネルで

22:45より放映予定です。

 

 

 

 

「RONIN」は拓郎さんのオリジナル・アルバムには未収録。この映画のサウンド・トラック及び

シングル・レコード「ジャスト・ア・RONIN」(作詞:安井かずみ 作曲:加藤和彦)のB面に収録されています。

 

とっても好きな曲です。 たいした志も抱かずに大学受験に臨み失敗・惨敗、浪人していた時の曲でした。 そこから、それで、ちょっと、真剣に将来を考え始めた年の曲でした。

 

僕の人生では見事なタイミングでした。

 

35年ほど前の曲ですが、

歌詞は今の時代と若者へ

有効に語りかけています。

 

 

やっぱり拓郎さんは凄い。  

 

 

 

 

この映画での演技力は除けておきまして…