好きな曲がある。 大らかで温かい人柄に魅かれている。 会場で聞く「なぁ」「おまえ」「ははっ!」(うまく正確に文字表記が出来ていません)が僕には、曲と人柄同様によく効く。 

 

 

 

 

 

ファンのみなさまへ

いつも松山千春を見守り、応援していただきありがとうございます。
コンサート・ツアー2021のスケジュールが発表されました。
現時点ではまだ状況を判断できませんが、新型コロナウィルス感染症の拡大が収まって通常通り開催でき、みなさんと楽しいひとときを過ごせることを願っています。
2020年は松山自身もお客様と一緒にライブを楽しむことができず我慢の一年となってしまいましたが、ここに来てまた感染が拡大し予断の許さない状況が続く中、改めてみなさまへお願いです。
以前にもお願いさせていただきましたが、いまだにラジオの収録の際に車の中から、また道路の遠くから放送局への出入りを見ている方がいらっしゃいます。ほとんど接触はされないのでここまではその都度、来ていた方に対して個別に対応させていただきましたが、12月20日の放送の際には本州から来られた方が、お断りしたにも関わらず直接プレゼントを手渡されました。
みなさんが松山に逢いたいというお気持ちは理解できますが、日頃からスタッフも含め、細心の注意で感染対策を続けています。特に、既往症を持っている松山に関しては人一倍注意を払っていますので、年末年始などの季節的な行事も含め、接触は絶対にお控え願います。
個人個人の行動が感染を減らすということをみなさんに改めて考えていただきたいという思いから、今回メッセージをさせていただきます。感染を拡大させないためには徹底的な感染対策の実施はもちろんのこと、みなさまの良心にお願いするしかない部分もございます。松山だけではなく、みなさまご自身やご家族を守るためにも一切の接触(入り待ち、出待ち、追っかけ等)を無期限で禁止とさせていただきます。
皆様のご理解とご協力を、心より切にお願い申し上げます。
 

オフィス・ゲンキ株式会社
マネージャー 井上元

 

 

胸を打たれた。 

 

丁寧な口調、非常に畏まったお願いの底に、深いため息とどうして分かってくれないのかという憤りを読み取った。 この文面内のような対象となる人の数は、砂丘のほんの数粒分くらいに過ぎないと思う。 けれども、たとえ砂粒ほどであっても、その行動が及ぼす取り返しのつかない忌むべき事態を想起して心から怯えている。だからお願いをしている。そのお願いがどうか届いて欲しいと心を砕いている。慎重にも慎重を日々幾重にも重ねて防御している努力を、易々と無にしてしまわないで欲しいと懇願している。

 

かけがえのない大切な存在、その命を必死に守っている人間の心からの叫びだと思った。  これが届かないわけがない。 届かないとするなら、それはただ単に声が届かないくらいに遠い所に居て知らないからだと思う。松山千春の傍まで近づけた歓喜と満足感とは裏腹に。  知るべき人間が知らないままで、その人間が意図せず他人の心を踏み躙る(ふみにじる)、命に関わっているくらいに。  だから元さんのこの願いがちゃんと知るべき人まで届いて欲しいと思う。  

 

 

今からでも遅くはない、筈だ。

 

 

 

 

 

 

 

初めて読んでくれた方へ □参考□□