古いふるい画像の整理をしていましたら自分でも忘れかけていた災難。
これが薄れ行くくらいにぼくは -ふりそそぐ白い月あかりにさえ肩をすぼめて※注1- でも -風が正面から強く吹く街を一人、こんな奴になんか負けてなるものかと立ち向かって※注2- 来た? のだと褒めてあげておこう(笑)
当時
長らく勤めた(務めた)沿線から新天地へ移って半年ほどの九月六日夜11時過ぎと記憶してます。
鍵を回しドアを開け…部屋に向かい 景色に違和感が走る。
こういう時の為に警察はあるのですね。
繋がっての第一声。
「事件ですか、事故ですか」
「空き巣に入られてしまったようです」
「それは大変でしたね。大丈夫ですから落ち着いてください」
…のような心配の言葉をまず贈られて妙に感心したものです(笑)
氏名、住所を告げて最寄りの交番からお巡りさんを派遣するとのこと。
救急車とは異なり今思い出す感覚だと 1時間弱、
- 海の深さに比べれば ぼくの悲しみなんて 小さな小さな出来事と波※注3に言われ -
家のすぐ外に佇んでいたと思われます。
やがて一緒に一目でそれと認識出来る鑑識の方たちも来ました。
指紋の採取。
おおおおおって感じですね、今にして思えば。
この時、提出したぼくの指紋は MPDのデータベースの一角を占めているのでしょうか?
倉石さん(ドラマ『臨場』)でも
沢口靖子でも
米沢守(ドラマ『相棒』)でもない鑑識の方
「土足の足跡が散見されますね」
慌ててぼく
「すみません、多分それ、ぼくのです」
帰宅しての真夜中の青天の霹靂、
物が散乱した床が目に飛び込んできて
靴を脱がずに歩を進めていたのでした。
気になるお被害は…
ノートパソコン (今やレガシー 当時はソニーのバイオ )
と…
DVD 1枚。。。。。。。
おそらくなんですが…
どうも、、、、
はっきりとした記憶ではないのですが
ぼくが鍵を回したその瞬間(ほんの手前)、空き巣はぼくの部屋に居たのではないかと思っています。…と言いますのも… 自宅に歩を進めていた際、遠目に、電気が点いていて窓から灯りが漏れていて、そして消えたような気が あとあと思い返してみると、気がするのです。 この話を当時何人かにしましたら皆から「いや、鉢合わせしなくてよかったよ」と一様に言われました。
パソコンは専ら自宅での、WordとExcelでの資料作り専用、資料といっても仕事関連ではありましたが、まあ、およそ個人情報とは無縁な内容でした。バックアップもとってましたのでその点はへっちゃらでしたが… 保険適用で手にした 購入価格の五分の一以下、、の時価支払いに、膝から崩れ落ち天を仰ぎ世界の中心で愛を叫んだものでした。
などと冗談ばかり織り交ぜていますが
しばらくは帰宅するのが
家を空けるのが怖くなったものです。
ちなみに画像3枚目、下方も(空き巣が窓ガラスを)割っているのは、ささやかながらのぼくの防犯対策でそこにストッパーを仕掛けていたからでしたが、空き巣の情念が上回ってしまいました( ;∀;)
とっても気さくで、仕事が出来る人物として以前から一目置いていて、当時の職場の同僚となった寺尾聰大好きの年下のKさん曰く「○○さん(ぼく)、ぼく(Kさん)も以前(まえ)に空き巣にやられました! でも大丈夫です。人生で空き巣被害に遭うのは一度だけです!!」と笑顔で力強く慰めて貰いました(笑)
合っているんだか・違うんだかの“名言”です。
ただ強く言えるのは、、、Kさんは、とってつもなく おちゃらけた平素とは異なり仕事はそつなくこなす有能な人物、かつ人の気持ちを汲める優しさを持ち合わせていてくれたという事です。
でも…Kさん、 オフコースとの共演曲が含まれている寺尾さん※注4 のベスト盤貸したまんまだょ~~
( 「16の夏」収録の『ゴールデン☆ベスト』 )
本稿 拝借したフレーズ ↓
※注1 「最後の夜汽車」 甲斐バンド
※注2 「早送りのビデオ」 吉田拓郎カバー ※※拓郎さんご本人のものがなく
※注3 「渚に佇んで」 TULIP
※注4 「16の夏」寺尾聰 コーラス:オフコース
ここまでお読みいただきまして誠にありがとうございました。
ちなみに ぼくは 小4の時にお隣さんのイッヌ、、犬に太ももをガブリと噛まれ意に反して望まず献上したことがあります。 さて、もし、皆さんの今後の人生で ①空き巣被害 ②犬に太ももを噛まれる、 どちらかが避けられず必ず訪れるとしましたら、どちらを選びますか(笑)
答え : どちらにも見舞われぬようどうぞお気をつけください