CBSソニー出版 別冊ギターブック 『Off Course Now The Time』

 

- 20頁 - 

 (前略) 最終日、30日だけでも、つめかけたマスコミ及び関係者は、1500人を優に超えた。そして、10日間に訪れた有名人の顔ぶれも、日本人のアーティストのコンサートでは前代未聞の豪華さ。

 沢田研二、中野良子、ビートたけし、中島みゆき、武田鉄矢、山下洋輔、岩崎宏美、森本太郎、南こうせつ、甲斐よしひろ、八神純子、横浜銀蝿、沖田浩之、チューリップ、もんたよしのり、坂本龍一、矢野顕子、星野仙一、矢沢透、牛尾治朗 (ウシオ電気会長) etc ……。

 

最後の人はよく分かりませんが (Wikipedia見たら出典不明ながら近年、安倍さんの閣僚人事の相談を受けてるようです)、凄かったですね。 最終日には確か拓郎さん、鈴木雅之さんも足を運んでいたとの記事を読んだ記憶がありますがこれは妄想/記憶違い/世迷いごと/デマ/嘘/願望ごった煮で ラリってるだけかもしれません。汗 なんとなくなんですが浜田省吾も。

 

・1982年6月、

10日 シングル「YES-YES-YES/ メインストリートをつっ走れ」発表

15日~30日 over ツアー全69本 ツアーファイナル日本武道館 10回公演

 

初日 1月22日 千葉県文化会館 

【セットリスト】

 1. 心はなれて (インストゥルメンタル )

 2. 愛の中へ

 3. 一億の夜を越えて

 4. のがすなチャンスを

 5. 思いのままに

 6. 哀しいくらい

 7. 君におくる歌

 8. さよなら

 9. 僕のいいたいこと

10. I Love You

11. メインストリートをつっ走れ

12. Yes-No

13. 愛を止めないで

14. 心はなれて

15. 言葉にできない

-同書籍 76頁 -

 

 

映像化された武道館公演 最終日 

【収録曲】

 1. 心はなれて (インストゥルメンタル )

 2. 愛の中へ

 3. メインストリートをつっ走れ

 4. 君を待つ渚

 5. 思いのままに

 6. 哀しいくらい

 7. 夜はふたりで

 8. さよなら

 9. 僕のいいたいこと

10. 心はなれて

11. 言葉にできない

12. 一億の夜を越えて

13. のがすなチャンスを

14. Yes-No

15. 愛を止めないで

16. I Love You

17. Yes-No

18. YES-YES-YES (会場SE 大合唱 )

 

構成や曲目に変化があったんですね。

 

 

 

 

 I Love You の後 鳴りやまなかったアンコールに応えた

 “最初で最後の4回アンコール” 曲目

・Yes-No

・眠れぬ夜(当時のラジオの特集でフルサイズ流されています。録音残ってますチョキ

・時に愛は(当時のラジオの特集でフルサイズ流されています。録音残ってますニヤリ

・愛を止めないで

 

そして終演の合図に「人として」のSE。“本日のオフコース・コンサートはすべて終了しました” と繰り返されるアナウンス。 しかし誰も帰ろうとしない。総立ちでアンコールを求める大声援・大歓声・悲鳴が続く拍手。 そして「人として」に代わって「YES-YES-YES」が流れ、スタッフがステージをバラしにかかっていたその時… 

 

あの大合唱になりました。

 

- 同書籍 20頁 参考 -

 

当日そこに居た人、映像を見た人前提の運びでごめんなさいアセアセ

 

 

 

ふたり から 5人になって

『Three and Two』, 『We are』, 『over』, 『I LOVE YOU』 の4枚のアルバム。

シンプルにして強烈な謎かけでした。憶測や邪推に多分に影響されていましたが。

Three and Two, We are over

そして I Love You. 

=すでにシングルで発表した曲を 1年後新録でアルバムタイトルチューンに。

不思議な感じでした。 

 

コンサート終盤 「言葉にできない」で感極まった小田さん。

 

この時、武道館のスクリーンに映し出された

どこまでも  どこまでも広がっていく無数のひまわりの映像。

そこに

We are

over

Thank you

という文字が流れる。

今回のツアーで We are の文字が入ったのはこの日だけだった。

 

 

同書籍20頁及びコンサート映像参考

 

荘厳、圧巻、最高峰、 そんな言葉が浮かびます。 albumタイトルが非常に象徴的であったように思います。仄か(ほのか)でありながら深淵に濃い大人の世界でした(当時ぼくは中学生)。 【セットリスト】(当時はそういう言い方はまだありませんでした)が映画のように一つの作品としてとても・とても・とってもよく出来ていると思います。

 

 

5人としての最後のアルバムになった『I LOVE YOU』のリリースが1982年7月1日。つまり overツアー最終日 日本武道館15日間10回公演最終日から明けた朝。

 

 

熱かったですね。 無茶苦茶 熱かった100点

 

 

 

 

ちなみに

1982年6月15~30日 オフコース 日本武道館10回公演 

 

1982年7月24日 松山千春 真駒内野外競技場  “大いなる愛よ夢よ '82”

1982年7月27日 吉田拓郎 王様達のハイキング IN BUDOKAN

1982年8月14日 TULIP LIVE THE 1000th よみうりランド

https://ameblo.jp/2222picnic0213/entry-12283300617.html?frm=theme 

 

熱い。熱すぎる。熱すぎたーー

最高峰があちこちに点在していました爆  笑

 

その前後は、

1981年8月1日 チャゲ&飛鳥 ライブ・イン田園コロシアム~The 夏祭り'81

 

1983年7月25日 長渕剛 SUPER LIVE IN 西武球場

1983年8月7日 甲斐バンド THE BIG GIG *新宿副都心

*通称“ZONE”と呼ばれた都有5号地(現在都庁が建っている場所)

 

 

いずれも作品として残されていて思春期に追体験して今日に至っております。

全部 別腹で消化吸収 ぼくの栄養源となってくれましたグッ万歳!