一日ずれてしまったが、
3月13日は沢田聖子(さわだ・しょうこ)さんの誕生日だ。
聖子さんは、本当に稀有な息の長いシンガーだ。
デヴューは1979年5月。
(先日この【音楽】カテゴリで触れたC&Aがこの年の8月デヴューだ)
今でも現役バリバリで作品を出し続けLiveを行っている。
さすがに「星空のメッセージ」「シオン」「春」
(ともにイルカさんの作品・歌唱聖子さん)
…といった名曲は、ぼくのなかでもいつの間にか“懐メロ”になっていた。
(つまり一時期は繰り返し聴いていたが、
いつの間にかあまり聞かなくなっている歌)
しかし、今日のブログの表題
「走って下さい」(1982年作品アルバム『卒業』1曲目)
「流れる季節の中で」
(1983年作品アルバム『流れる季節の中で』1曲目)
「悲しむ程まだ人生は知らない」
(1983年作品アルバム『ターニング・ポイント』1曲目)
は、発表から実に30年以上経っても、
透明感・瑞々しさを一滴たりとも失うことなく、
かつ懐メロにならずに、身近な曲としてぼくの中に在り続けている。
オフコースや甲斐バンドやふきのとうは、
今でもたま~に聴くがやはり懐メロになっている。
30年…飽きるどころかただ好きだから聞いている→
TULIPとそれにまつわる方々、C&Aと各ソロ活動、
吉田拓郎ボス、中島みゆき歌姫、
浜田省吾旅するソングライター、 長渕剛カリスマ、…
…と、ぼくの中では 沢田聖子(さわだ・しょうこ)さんは、
堂々と並んでいるのです。
TULIPほどバラエティではなく、C&Aほど大変革を経たのではなく、
拓郎ほどパイオニアではなく、みゆきさんほど濃くもなく、
浜省ほどタフではなく、剛ほど激しくもなく…
…でも誰よりも純度が高いのだ。時代の垢を寄せ付けないのだ。
これらの方々同様に、軟(やわ)じゃないのだ。
かといって硬いわけでもない。
繰り返すけど同じではない季節のように身近な存在として、
30年以上ぼくの中では、
一瞬の移ろいやすさを滲ませながらも、
決して消えない色を感じさせ続けてくれているのが、
沢田聖子(さわだしょうこ)さんであると言える。
自身による作詞作曲ではないが、
「アスファルトの上の砂」「触れていたい」もずっと好んで聴き続けている。
アルバム『LIFE』(初の全曲自作作品)が珠玉。
「離れていく」「約束の場所」も好きだ。
…ということで、沢田聖子(さわだしょうこ)さんについてのrespectでした。
☆お誕生日おめでとうございます。聖子さんのすべてにありがとう。