相手を善人としてみるのか
相手を悪人としてみるのか
全ては自分次第。どの角度から相手をみるのかで変わってくる。
今日はそんなお話。
震災後、わたしは、母とぶつかってばかりいました。
南相馬で被災し、神奈川で一人暮らしをしていた母のところに、1歳5か月の息子を連れ、転がりこんだときの話をします。
母には母の事情があり、わたしにはわたしの事情がありました。
先が全くみえない、長引く避難生活。。。
時間が経って、おちつけば、互いの状況を冷静にみることができます。
しかし、当時は、母もわたしもいっぱいいっぱいでした。
震災後、わたしは母の言動と当たりの強さに「悪魔みたいな人だな」と、いつしか母に悪魔のレッテルを貼って、過ごすようになっていました。
悪魔のレッテルを貼っているから、母はどんどん悪魔になっていきました。
あのとき、母を悪魔として仕立てあげていたのは、まぎれもなく自分でした
。
母は悪魔をうまい具合に演じてくれました。見事なまでに。
亡くなった母を今はどうみているかというと、
最先端のぶっとんだ母親。
枠にとらわれないイケてる母親。
今では、母のことを語るとき、尊敬しかでてきません。
面白いですよね。
同じ人物を語るのに両極が出てきます。
誰かのことを語るとき、
どの角度からみるか、どの視点を切り取ってみるかで相手は変わってくる。
どう切り取ってどう感じるかは自分次第なんですよね。
この人はこうだ。
あの人はこうだ。
○○はこうだ。
人は、時々、誰かのせい、なにかのせいにする。
けど、すべて、自分がその状況をどうみたいかに起因する。
出来事をどう捉えたか
○○さんをどう見たか
その捉え方が日常に多大なる影響を与える。
Aさん「わたし、そんなつもりで言ってないですよ?」
Bさん「あなたはわたしが悪いと思ってますよね?」
受け取り方でそれぞれの真実は異なってくる
信じたもの・・・それが例え本位でなくても真実となる
あなたからしたらそうなのね
わたしからしたらこうなのよ
そっかそっか合点
真実は一つではない
お互いがお互いをそのまま受け入れられたら
楽ですね
相手には相手の真実があり、自分には自分の真実がある
そこを加味すると自分も楽になりますね
とはいえ、波長があっていないときというのは、全く会話もかみ合わないので、近づかないっていうのが一番の正解かもしれません 笑
事情を加味しつつ
離れて互いの幸せを祈りましょう☺︎
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