罪悪感 | 49歳 夫はクモ膜下出血

49歳 夫はクモ膜下出血

2018年10月 49歳 
トイレで倒れた夫の緊急搬送から現在までを書いた日記です


寝たきりになった夫を
夫の両親と自宅介護生活を
送っています

父親がコロナ肺炎で亡くなって


1週間が経ち


衣類の片付けをした


クルージングに行くために


買ったユニクロのスーツ


クルージングのために買った


シャツ類


これからも着る予定だったのに‥


もう少しはやく病院に連れて行ってたら


帰宅してすぐ救急外来行っていたら


エクモを使いたいって強引にでも


言っていたらとか


毎日色々考えてしまう


もう少しコロナの知識あったら


とか


人工呼吸器は延命治療になるから


付けたら外せない


心臓マッサージは肋骨が全て折れるとか


言われたしエクモの事は少しだけ


私から聞いたけど


人工呼吸器もエクモも


全身麻酔の手術になるから


目覚めない可能性もある


機械に繋がれてしまうのは


お父さんが望まれてるか


とか聞かれた気がする


抗がん剤治療をやらない選択を


してたせいで人間らしい最後を


選んでいたような気もするとか




時間は戻せないけど


ほんとに戻せたらなぁって


思ってしまう


だから


朝、晩のお線香をあげる時


いつもいつも謝ってるえーん


もう少し何かできたはずとえーん


日本一周ジャパネットクルージングが


父の夢だって聞いてから


最後の親孝行のつもりだった


父にとって


姉と私との旅行は本当に楽しかったと思う


大好きなビール🍺を昼間から飲んで


姉に手を繋いでもらって歩いたりしてた


入院してからも、姉が来てくれた時は


更に喜んでいた


こんなに違うものかと思うくらいびっくり


私とは週一回の頻度で会ってたけど


姉とはこのクルージングが決まってから


計画を立てるために何度か


会うことが出来て


その事もきっと嬉しい一つだったと思う


ただ、帰ってきてすぐこんな事になるなんて


ほんとに精神的に追いつかない


明日起きたら戻ってるんじゃないか


とか思ってしまうもやもや


絶対そんなことないのにもやもや




救いなのは今が繁忙期な仕事と


愛犬のくうちゃんが支えてとなってる犬


この毎日の反省、謝罪の日々


もう一生かなぁ


いつか終わるのかなあ


あーゲッソリ


施設にいる母親には


絶対言えないなぁ