4月23日(月)のYahooニュース

貴闘力 ラクナ梗塞で「余命8年」の診断 「生きていてもしょうがない」

元大相撲力士の貴闘力(50)が23日、TBS系で放送された「名医のTHE太鼓判!」に出演。糖分の取り過ぎ生活で、脳梗塞の症状のひとつ、「ラクナ梗塞」が見つかり、「余命8年」と診断された。

 

記事のコピーだが、これだとラクナ梗塞は生きていてもしょうがない程の病気なんだと受け取られかねない。

ラクナ梗塞の診断がくだり、不安な入院生活を経験した私には到底過誤できるものではない。

半身麻痺で字も書けず、箸も持てず、思ったことがすぐ言葉にならない。痛みは何も感じなく、意識はある。ただ動かないだけだ。

 

脳卒中の中に、脳梗塞と脳出血があり、以前は脳出血の割合が高かったが、近年は降圧剤のおかげか出血する人は少なくなった。その代わりか脳梗塞が増え、その中で大半を占めるのがこのラクナ梗塞ということです。

リハビリ後、社会復帰して働いています。私の場合は運よくというか麻痺の症状はほぼ回復し、生活に支障はありません。余命宣告なんてされてません。決して生きていてもしょうがないなんて、私はさらさら思いません。

 

最近このての番組を良く目にしますが、芸能人、スポーツ選手を対象に余命何年とか糖尿病だ、骨粗鬆症だと人の不幸をネタに、名医が診ましたと権威づけをする。余り見たくないのでテレビを消します。

そのテレビ番組を、なんとデイリースポーツが報道しYahooニュースで流す。

それぞれの記者がより読者の目を引くタイトルを付けるのだろうが、こと体(健康・医療)に関しての記事は慎重にエビデンスを示し報道する事を要望します。

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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180423-00000117-dal-ent