会社の重い扉をグッと開けて
外に出ると、

蛍光灯のあかりに慣れてた眼が
暗闇をスっと受け入れて

張り詰めていた空気が
パッと緩む

昨夜はそんな緩んだ瞳に

白くて丸いお月さまが
飛び込んできた。


流れ星 流れ星 流れ星 流れ星 流れ星 流れ星


「万葉集」には月を詠った歌が
200首ほどあるそうで、
ひと通り読んでみた。


「月」そのものの美しさというより
「月」を観て感じたことや想い出したことを
詠った歌がほとんどで

喜んだり、怒ったり、哀しんだり、照れたり、と

いにしえの先人も
「月」からいろんなインスピレーションを
もらっていたのかー


と、あれこれ想いを馳せて
ふと、我に帰ってみたら


朝から2時間、
飛鳥に四次元トリップしてた 目


お月さまに2時間持ってかれたz



坂上大嬢が家持に贈った歌一首

お月様 春日山霞多奈引情具久照月夜尓獨鴨念


家持が坂上大嬢に和した歌一首

星 月夜尓波門尓出立夕占問足卜乎曽為之行乎欲焉



「照れる月夜」ってうまいこと言うな_φ(・_・