今日は、私の大好きな作家「ひすいこたろう」さんの紹介です
こちらの本の中の、ひすい家の会話のやりとりが面白過ぎるので、
1部分紹介しますね
息子さんが興奮してつかまえて来たカブトムシを、
大事に玄関で飼っていました。
しかし、ひすいさんが「おおおお。カブト見せて!見せて!」ととりだして、角のところを持ち上げようとした瞬間
パタパタ......
突然空高く舞い上がり、そのまま夜の闇に消えていってしまいました
「...........」
すると息子さん、全く責めず、
「とおちゃん、カブトムシって飛ぶんだね。
初めて見たよ」
とガックリ肩を落とす息子さん
それを知った奥さんが一言
「気持ち良かっただろうな~。カゴから抜け出して飛ぶとき、カブトムシ
気持ちよかっただろうな~」
自分を責めるひすいさん
そんなひすいさんを思いやる息子さん
逆にカブトムシの起死回生の逆転劇に胸躍らせる奥さん
織りなす心の動きは其々で、悲しみの生まれるところ、同時にその背後にそっと思いやりが生まれるんです
こんな、優しい心を持った息子さんのエピソードもチラホラ書かれていて
どうしたらこんな、天使の様な子どもさんに育つのだろう
そんな、ひすいさんも真剣に、奥さんとの離婚を考えた時期があるそうです
考え方次第で、「不幸せ」と思われる事が、「幸せ」に大逆転してしまうのです
ホッコリとする、又、考え方を楽にしてくれる一押しの本です
今日も、素敵な1日が始まります
行ってらっしゃ~い