「アトム 未来派 No.9」 暗号解読 裏コードcum uh sol nu -太陽を盗んだ男- | BUCK-TICK グンマー本部(仮) ブログ

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アトム 未来派 No.9

20th ALBUM 2016.9.28
Lingua Sounda / JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント

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[初回限定版A/B]共通
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[通常盤]

[収録曲]
01. cum uh sol nu - フラスコの別種 - [作詞 / 作曲:今井寿]
02. PINOA ICCHIO - 躍るアトム - [作詞 / 作曲:今井寿]
03. DEVIL’S WINGS  [作詞:櫻井敦司 / 作曲:今井寿]
04. El Dorado [作詞:櫻井敦司 / 作曲:星野英彦]
05. 美 NEO Universe [作詞:櫻井敦司 / 作曲:今井寿]
06. BOY septem peccata mortalia [作詞:櫻井敦司 / 作曲:今井寿]
07. 樹海 [作詞:櫻井敦司 / 作曲:星野英彦]
08. THE SEASIDE STORY [作詞 / 作曲:今井寿]
09. FUTURE SONG - 未来が通る - [作詞:今井寿・櫻井敦司 / 作曲:今井寿]
10. 曼珠沙華 manjusaka [作詞:櫻井敦司 / 作曲:星野英彦]
11. Cuba Libre [作詞:櫻井敦司 / 作曲:今井寿]
12. 愛の葬列 [作詞:櫻井敦司 / 作曲:今井寿]
13.NEW WORLD - beginning - [作詞:櫻井敦司 / 作曲:今井寿] 


01. cum uh sol nu -フラスコの別種-

(cum)精液、(uh)それと (sol)太陽と (nu)男。

muc hu los un
h o m u n c u l u s

homunculus(ホムンクルス)

「アトム 未来派 No.9」リリース当時は「ホムンクルス」だけが暗号だと思ってた。それもある意味正解だったけども…。
「No.0」零式13型 「愛」の暗号解読と、ついでに分かったノーサンキュー(笑)2年の時を経て、いま繋がる 「アトム 未来派 No.9」と「No.0」の邂逅。




前回の、零式13型 「愛」暗号解読完全版 「No.0」モード反転 裏コード ザ・ビースト「Six/Nine」の【オマケ】で、「アトム 未来派 No.9」に暗号は無いって書いたんですが、やっぱり「No.0」に繋がる暗号があったっぽい、限りなく透明に近いブルーっぽい。それもNo.9を「ナイン」と読まずにQ「キュウ」で。


アトムミライハナンバーキュウ
アイトュウキミバラムーンハナ

胎内回帰「Me」わたしの視点。メロディー。

愛ト言ウ、君、薔薇、ムーン、花
愛ト言ウ君ハ薔薇、月花。

…まさかの愛ト言ウを
アイトュウ(笑)

アイトイウ、じゃなくて「ュウ」って所がいかにもだし、零式13型 「愛」の「ジュウサン」と同じ扱い方っぽいし、なんとなくヰタ メカニカリスの「ヰ」(ウィ)にも引っ掛けてそうだしクリスタル。


つき‐はな【月花】
月と花。また、それらに代表される風雅な物事。「―はさらなり、風のみこそ、人に心はつくめれ」〈徒然草・吉田兼好〉
賞翫(しょうがん)したり寵愛(ちょうあい)したりするものの喩え。

【花月】(はなづき)日本海軍が太平洋戦争末期に建造および運用した秋月型駆逐艦。 

徒然草、軍艦、どっちだ、どこだ、だれか、だれか…(Six/Nine)どっちだろ?

【なんばグランド花月】(なんばグランドかげつ)は、大阪府大阪市中央区にある、よしもとクリエイティブ・エージェンシーが運営するお笑い・喜劇専門の劇場。通称はNGK(エヌジーケー)。キャッチコピーは「笑いの殿堂」。




「アトムミライハノーキュウ」の場合。

アイトュウ、ハラムミノ、キー?ハラムキミノー?

胎内回帰「Her」彼女の視点。ハーモニー。

愛ト言ウ、孕ム身ノ、key?
愛ト言ウ、孕ム君ノー?やっぱり沖縄で待ってる人は身篭ってたんですかね。胎内の爆音。胎内の鼓動。

ノーキュウばっかり繰り返し考えてたら、ノーサンキューって言葉が浮かんできて「アトム 未来派 No.9」の裏コードが自動的に分かった。

cum uh sol nu -フラスコの別種-

(cum)精液、(uh)それと(sol)太陽(nu)男。

homunculus(ホムンクルス)の時点で「太陽と男」に気付くべきでした。

cumは他にwithとか〜兼用の、という意味もあって、「太陽と男は兼用」(ダブルミーニング)と考えるのが妥当。


Sun、太陽を盗んだ男。沢田研二。9番目。ゼロ。


太陽を盗んだ男(1979年)
The Man Who Stole the Sun (Taiyo o nusunda otoko)

【ストーリー】
中学校の理科教師である城戸誠(沢田研二)は、茨城県東海村の原子力発電所から液体プルトニウムを強奪し、アパートの自室でハンドメイドの原爆を完成させた。そして、金属プルトニウムの欠片を仕込んだダミー原爆を国会議事堂に置き去り、日本政府を脅迫する。


誠が交渉相手に名指ししたのは、丸の内警察署捜査一課の山下警部(菅原文太)。かつて誠がクラスごとバスジャック事件に巻き込まれた時、体を張って誠や生徒たちを救出したのが山下だった。誠はアナキズムの匂いのする山下にシンパシーを感じていたのだ。誠の第1の要求は「プロ野球のナイターを試合の最後まで中継させろ」。電話を介しての山下との対決の結果、その夜の巨人対大洋戦は急遽完全中継される。快哉を叫ぶ誠は山下に名乗った。俺は「9番」だと。(当時、世界の核保有国は8か国、誠が9番目という意味)。


第2の要求はどうするか思いつかずに迷う誠は、愛聴するラジオのDJ・ゼロこと沢井零子(池上季実子)を巻き込む。多数のリスナーも交えた公開リクエストの結果、誠の決めた第2の要求は「ローリング・ストーンズ日本公演」。これにも従わざるを得ない山下だったが、転機が訪れた。原爆製造設備のため借金したサラ金業者に返済を迫られた誠が、嫌々出した第3の要求「現金5億円」に山下は奮い立つ。現金の受け渡しなら犯人は必ず現れるからだ。電電公社に電話の逆探知時間を強引に短縮させ、罠を仕掛ける山下。逆探知により誠が東急デパートの屋上にから電話をしていることが判明し、東急デパートの出入口を警察が封鎖する。誠は山下に原爆の在り処を教え、持ってきていた5億円を屋上からばら撒くことを指示する。お札が空から降ってきて大騒ぎになっている街の中を誠は逃げ切ることに成功する。

原爆を回収した山下たちは起爆装置を解除することに成功したが、誠は原爆が保管されているビルの4階を襲い、原爆を奪取すると再び起爆装置をセットする。

ローリングストーンズ公演の日、山下は観衆の中に誠がいると踏み、ついには山下と誠は対峙する。誠は山下に銃を突きつけ「原爆は30分後に爆発する」と脅迫。山下をビルの屋上まで連れて行って銃で撃つが、銃弾を何発も身に受けながらも、山下は誠ごと屋上から転落する。山下は死亡したものの、誠はどうにか生きながらえた。

瀕死の誠は原爆を持ちながら街を歩き、やがて30分が過ぎる。




企画段階

当初はキティ・フィルムの多賀英典社長が出資し、プロデューサーが山本又一朗、脚本が村上龍、監督が長谷川という座組みで映画を創ろうと話し合っていた。しかし畑違いの人間の集まりで上手くいかず、山本は付き合いきれないと『ベルサイユのばら』を企画してグループを抜けた。その後、多賀と村上も『限りなく透明に近いブルー』の製作に入った。一人になった長谷川からフランスに滞在していた山本に「帰国したら一緒に映画を作りたい」という手紙と「笑う原爆」という題名の脚本が送られてきた。脚本は電話帳くらい分厚く、製作費に現実味がないと山本は「No」と言い続けたが、長谷川と相米が、夜討ち朝駆けの攻勢で山本を説得。時には昼の3時から夜中の2時まで11時間も説得され、長谷川の脚本の面白さもあって、「破産するかもしれないが、賭けてみたい」と製作を決めた。当時山本は『ベルサイユのばら』の製作がフランス語でコミュニケーションに苦労していたから、それより一から十まで目いっぱい話し合える環境で映画を創ってみたいという欲求もあった。山本としては「『太陽を盗んだ男』を日本で初めて外国に出せる現代劇にしたい」「1本目の『ベルサイユのばら』で果てせなかった夢を、2本目の本作でクオリティーの高い作品を作り、5年以内にハリウッドで映画を作りたい」という思いがあった。長谷川は「山本は最初は何者か知らなかった。彼は自分で作った会社を出てキティに身柄を預けていた。多賀社長をアシストする形だったんだけど、俺の方の企画がうまくいかない間に『ベルサイユのばら』を始めた。最初あいつに相談を受けたとき、また大ボラが始まったとしか思わなかったからね。パリにいるころから次は一緒にやろうと言ってきていたけど、どの程度の熱意があるのか分からなかったね」と、山本の話とはややニュアンスの違う話をしている「企業内のプロデューサーは“それは無理だよ”ということから始まるけど、山本は“無理な方が面白いと”いうことから始まるから。俺もそのタイプだし、ああいうタイプのプロデューサーが出て欲しいと思う」などと話していた。製作費は3億7000万円で始まったが、スタート時から1億7000万円足りなかった。東宝が配給に決まったのは1978年暮れ。 

脚本

本作の大元は長谷川が『青春の殺人者』を持ってカンヌに行った直後にレナード・シュレーダーからこういう話を考えたんだけど、どうだろうと言ってきたのが始まり。1977年6月にレナード・シュレーダーが「何でもない普通の青年が原爆を作って9番を名乗り、時の政府を脅迫する。その第一の要求は“テレビのナイター中継を最後まで放送しろ”で、最後に金をさらって女とブラジルあたりに逃げる」というプロットを長谷川に提示した。長谷川は「そのラストではせっかくの原爆のプロットが生きないので、原爆を作る過程で被爆させること」と、シュレーダーは9番と敵対する刑事を三波伸介か伴淳三郎を想定して、コミカルなお人好し刑事をイメージしていたが、「むしろ『野良犬』の三船敏郎が30年後に生き返ったような刑事にしてくれ。そういう男と男の対決のドラマにしてホモセクシュアルな関係になってもいいから、ある種の父殺しの話にしようじゃないか」と注文を出した。しばらくしてシュレーダーがドストエフスキーばりの脚本第2稿を持ってきて、主人公を少年に設定し家族トラブルの話なども入れてきたので、全てカットし都会でポツンと生きているヤツを主役にしようと決めた。そこから長谷川が脚本を引き継いだ。“テレビのナイター中継を最後まで放送しろ”という最初のジャブとしては悪くないが、その延長線上の要求には大きなアイデアが2つはいるなと長谷川は2年間考えたが、結局いいアイデアが浮かばず、映画の内容になった。

タイトルの『太陽を盗んだ男』はオリジナルストーリーを執筆したレナード・シュレーダーの妻、チエコ・シュレーダーの発案。(比較的初期の段階で、チエコがレナードの口述を日本語訳した「名前のない道」と題された手書きのシノプシスが岡本喜八の元に届けられていた。)原題は「The Kid Who Robbed Japan」で、日本語に訳したときに"Kid"にあたるいい日本語訳がなかったため「笑う原爆」というタイトルを予定していたが、東宝サイドが映倫の許可が下りないと難色を示したため、準備稿の段階ではひとまず「日本 対 俺」という仮題で製作を進め、「プルトニウム・ラブ」「日本を盗んだ男」とタイトルが転々と変わり、最終的に監督が原題をもじって「太陽を盗んだ男」とした。

長谷川との共同脚本・レナード・シュレーダーは本作と同じ年に『男はつらいよ 寅次郎春の夢』を共同脚本。つまりシュレーダーは、この年最も過激な映画と最も保守的な映画を同時に手がけていた。

従来、原爆を素材とした日本映画は必ず被害者の側に立った陰々滅々たるものだった。しかし、この映画は加害者の側に立った上、それを日本映画には珍しいスケールの大きなエンタテイメントに仕立てた不謹慎極まるものだった。主人公誠が原爆製造中に被爆するという設定は、実際に「胎内被爆児」である長谷川監督の発案で、誠は加害者 = 被害者になることをもって、初めてただの傍観者あるいは愉快犯ではなく、原爆神話の一登場人物として物語を自らの肉体で紡ぐことになる。「原爆」という題材にのみ過敏になって映画撮影中に抗議に来たある活動団体に対して、自分の「特別被爆者手帳」を見せて説明し、納得させたという。

猫がプルトニウムを食べるシーンの芝居が大変で、業者から「(殺しても代わりは)何匹もいますから」と言われたが、猫を殺すのが嫌で最終的にはマタタビを使った。助監督だった相米慎二が、フィルムを何百フィートも回して撮ったという。

製作費用がどんどん膨れ上がり、プロデューサーの山本は途中で「これは破産するな」と思った。そこで1979年の初夏、山本は確実にヒットが見込める映画を平行して作り、その金を本作に充て、本作を妥協せずに作りたいと考えた。そこで目を付けたのが『がんばれ!!タブチくん!!』の映画化。漫画原作がすでにあるアニメ作品なら限られた期間内でフットワーク良く作られるし、同作は表情豊かなキャラが無駄のないシンプルな絵柄で出来ていて製作費も多大でないと判断した。『がんばれ!!タブチくん!!』は3本のシリーズ化するほどの大ヒットを記録し、『太陽を盗んだ男』の製作費は全て賄えた。山本は「『がんばれ!!タブチくん!!』がなかったら、『太陽を盗んだ男』の製作で僕は億を超える負債を背負い込み、立ち上がれなかったかも知れない」と述べている。

(太陽を盗んだ男 Wikipediaより抜粋)






原爆、太陽、9番目、ゼロ、がんばれタブチくん(違う)、揃った。

アトム 未来派 No.9
(アトムミライハナンバーナイン)

アトムミライハノー「Sun」キュウ(Q)
(太陽を盗んだ男) cum uh sol nu

アトム、ミライハ、ノーキュウ
アトム(原爆の) 未来派(未来は) No.「太陽」9


原爆の未来はノー「サン」キュー。


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このアルバムジャケットも、爆撃機の代わりの航空機で、吊るされた電灯は街に落とされた爆弾の代わりなのかもしれない。子供の「ごっこ」みたいな感覚の映像化。

2009年6月公開のアニメーション映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』にて、「太陽を盗んだ男」BGM「YAMASHITA」が使用されている。(同作品のサウンドトラックにも収録)

TV版 「新世紀エヴァンゲリオン」にも、太陽を盗んだ男、液体プルトニウムを盗み出す沢田研二へのオマージュ的なシーンが登場する。『第七話 人の造りしもの』




つーかさー、なーんか最近、BUCK-TICKとエヴァンゲリオンを絡め過ぎじゃね?とか思ってるんでしょ?それは違う、断じて違う。がんばれタブチくんくらい違う。 アルバムを考察すればする程、暗号を解読すればする程、エヴァンゲリオンが向こうから切れ味を増してA.T.フィールド全開でやって来るんだって。取り上げたらキリがない位のエヴァとの共通点が、A.T.(敦)司フィールド全開で四方八方からすっ飛んでくるんだって。しかも暴走ぎみに。最初にBUCK-TICKから「エヴァンゲリオンみ」を感じたのは、天使のリボルバーの「REVOLVER」、そしてTOUR 或いはアナーキー 「サタン」のステージング。櫻井さんがグサッ!ってマイクスタンドで串刺しになって、ダラーンとした時のシルエット。あれはEVA初号機、ロンギヌスの槍だなと。


その上、ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qは、ストーリーが「ループ」仕様になってるときたら、もうアレだよ、 櫻井さんと今井さんはエヴァンゲリオン全作品を全部観てるよ、多分(笑)しかも今井さんはマンガも全巻読んでそう。とりあえずBUCK-TICKから面と向かってエヴァンゲリオンみを感じさせまいとして、稲垣足穂とか原田マハで七つのヴェールを纏い、アルバムにぶっ込んできてるのかな?なんて邪推してみたり。

んで今、一番気になってるのは『ノスタルジア  -ヰタ メカニカリス-』ヰタ  マキナ  ディケイドの一節。ディケイドは前回の記述通り「10番目」と十字。No.9、9番、No.0、愛、十番。「太陽」を持つ核保有国が増えてしまったのでは?という「懸念」が込められているのかもしれないし。


ボードレールで眠れない 「太陽なんか要らない」


零式13型「愛」
レイシキジュウサンガタ「アイ」
シタイ サン ジュウ ガレキ 「愛」
死体  サン(沖縄のお守り)  十(ジュウ)  瓦礫
死体  サンジュウ  瓦礫を「愛」の名の下(もと)へ。躰が吹き飛んだ 「シ」をループさせる↩
(人生は愛と死 memento mori)
「愛」タイ、サン(会いたい、サンを結んでくれたあなたに)ジュウ(南十字星)ガレキ
瓦礫の中から南十字星を目指して飛んでゆく魂。
「愛」↪️「シ」タイ サンジュウ ガレキ(魂の再生)
「愛」シタイ、サンジュウ、ガレキ「シ」↩

(輪廻転生。loop)



愛したい、30(周年)が歴史。

と解読してみたけれど、サン[お守り]を太陽[Sun]と読む暗号もあるのかもしれない。原爆による死体、瓦礫、十字。

(この勢いだとマジで櫻井敦司さんは「No.0」の全曲それぞれに暗号を忍ばせた可能性がある…恐ろしい笑)






という訳で、アトムミライハナンバーナインは、アトムミライハノーサンキュー。

『アトム 未来派 No.9』は、
太陽を盗んだ男、9番
沢田研二。ジュリー。

以上です。