「熊本にいい未来があれば、日本にいい未来がある。」
「どうして熊本って、こんなに観光下手なの?」
「熊本の中のことだけでなく、外のことを考えることも重要。」
「今熊本は住みやすいけど、10年後にもそれが約束できる?」
「九州連合体の構築 ~熊本が中核都市へ~」
「熊本の人が住みやすい、財産を誇りに思っていれば、勝手に人は来るものだ。」
平成21年2月9日。
熊本県立劇場で開かれたKABフォーラム。
評論家の田原総一朗さんをはじめとして、
姜尚中氏、旧横浜市長の中田宏氏など、
錚々たるメンバーたちが一同に会し、
県劇は熊本の未来を問う梁山泊となりました!
九州新幹線の完全開通や政令市移行をテーマに、
熊本市長幸山氏と、熊本県知事蒲島氏、
そして前述の3名方をパネリストとし、
自由にディスカッションする内容でした。
将来に希望を感じる話もありましたが、
同時に危機感を覚えるような討論でもありました。
旧横浜市長の中田氏と姜尚中氏の主張は力強く、
ぶれがない、確固たる信念に基づいている気がしました。
田原氏のキラーパスは、やっぱりプロだなーと(笑)。
具体的な話では、
九州新幹線全線開通に伴う熊本パッシングの危険性。
この解決策は、早急に求められています。
いつまでも熊本城は素晴らしいとは言ってられません。
「ゴミだけ落ちて、お金が落ちない」
福岡、鹿児島、遠くは関西。
巨大なマーケットは虎視眈々と狙いを定めてます。
抽象的な主張は、もはや潮時となりつつあります。
そして、もうひとつは姜尚中氏の主張。
「日中韓の連携」「九州連合」の重要性。
鳩山総理も提唱した「東アジア共同体」もしかり。
九州と韓国を玄界灘にトンネルでつなぐといった、
ダイナミズムに満ち溢れた発想の提唱がありました。
韓国の長けた都市戦略を模範としながら、
面的に九州連合の整備を図る必要性があって、
たとえば、○○エリアは都市型農業を進めていく。
○○市は観光都市、○○市は商業都市として位置付ける。
その中で、熊本市が担うべき役割とは何か。
いわば九州連合のターミナル都市として、
情報発信・物流の中心として機能する中核都市。
それこそが、熊本市の目指すべき姿だと思います。
ぜひ、平成23年の日中韓サミットを
熊本城本丸大御殿で開催するという企画を、
有限実行で実現させてほしいと思います。
日韓が陸続きになる日もそう遠くない?!
常に国際情勢のベクトルを探り当て、
電波にアンテナを張っておくことが重要なんだなーと、
自分自身にも啓発的に働く、そして力になる、
非常に価値のあるフォーラムでしたね。
・・・私も、もっともっと勉強します。
そして、とにかく動き続けていたい!
みんなで熊本市をいいまちにしていきましょう!