おくりびと | raf[RAL]'s garden Ⅲ

raf[RAL]'s garden Ⅲ

It is great success and a guidepost
to happiness to be greedy to a limit.

大雨で外にも出れない休日。

何かと賞総なめで、話題性のあった映画。

「おくりびと」
をレンタルして観ました。

監督、滝田洋二郎。音楽は、なんと久石譲。

キャスト、本木雅弘・広末涼子・山崎努他。


raf[RAL]’s garden Ⅲ-1349


敬遠しがちな人間の生死観に向き合う。

死者を棺に納め、別れを成す葬儀。

その中にある人間としての想い。

そこに映し出される模様に、何を感じるか。



私はこういった職業に偏見は持っていないので、

納棺士という職種のことをとやかく侮辱するのは、

正直言って、理解に苦しむところです。

世の中では、そういう偏見があるんでしょうかね。



伝統の背景を知らない部分が多かったので、

映画の中の隠れた意図や、

作者の趣旨は理解できなかったかもしれませんね。

前評判が大きすぎたのも、かえってマイナスかな。



映画の展開自体は、まずまずといった感じ。

宗教性やメッセージ性は、いまひとつ。

山崎努氏の演技は、素晴らしかったと思います。

音楽も、クラシックが要所要所でいい味出していて。